発注していたMac mini(CoreDuo1.83GHz、80GB HD、2.0GBメモリ)の発送の連絡が来た。
到着は、明日(9/21)の予定。
さて、硬直中の映像サーバの構築について、想定できうる最も理想的なシステム環境について、考察してみようと思う。
一番単純で理想的なシステムは、マックに映像を蓄え、その映像一覧は、FrontRowなどで表示、選択して再生。テレビ側は、ネットワークメディアプレイヤーなどでマックにネットワーク接続し、蓄えられた映像一覧を表示、選択して再生するというもの。
こう考えてみるとすぐにも実現できそうなのに、全然実現できない状況である事にぶちあたる。
問題は、2つある。
ひとつは、保存する映像ファイルのフォーマットに関すること。
現在保存されているのは、DVDからリッピングしたISOファイルだ。
このデータは、展開してマウントすることでマックのDVDプレーヤーで再生できるもののFrontRowで一覧表示することは不可能である。
もうひとつの問題は、ネットワークメディアプレイヤーのこと。
現在所有しているIO-DATAのAV-LS300DWは、DVDのイメージファイルであるISOファイルを認識して展開し、再生することができるが、USB接続されたストレージにしか対応していない。ネットワーク上にあるサーバに保存されたISOファイルの再生はできないのである。
それ以前にマックに対応していないというのが一番の障害だが...
これらの問題を解決するには、FrontRowでISOファイルを認識できるようになること、マック用のDLNA対応のサーバソフトが発表され、AV-LS300DWがネットワーク越しにISOファイルの再生ができるようになることということになる。
この中でマックに対応したネットワークメディアプレイヤーは、「iTV」が解決してくれるはずだが、FrontRowの対応データと「iTV」の対応データの問題は残る。
現在、この問題を回避するには、保存する映像ファイルのフォーマットを変更するしかないのかもしれない。
MPEG4などのフォーマットに変換すれば、マックでFrontRowでの認識再生、「iTV」での再生にも適応できると考えられる。
しかし、現在、ISOファイルで保存しているのにもいくつか理由がある。
DVDそのままの画質を維持すること、保存の手間を最小限にすること、そして、緊急用にDVD Videoとして、DVD-Rに手軽にバックアップできるという利点もあるということだ。
結構、悩ましい選択になりそうだ^_^;;