新年あけましておめでとうございます。

みなさまの一年が喜びと希望に満ちたものとなることを願っています。

 今年もよろしくお願い致します。

 

大西泰斗

 

 

新年を迎えて、今年の予定など。    

 

□今年は著書の出版を2冊予定しています。運が良ければ4月辺りに店頭に並ぶ予定です。お時間があればお読み頂ければ幸いです。

 

□まるで目鼻がついていない「今年の3冊目」についてひと言。

 

□突然思いついたアイデアを「ひらめき」「インスピレーション」「天啓」などとポジティブに呼ぶ人もありますが、僕にとってはアイデアが湧くというのは、どちらかというと憂鬱で迷惑な出来事に属します。アイデアは悪友から突然電話がかかってきたようなもので、こちらの都合にはまるでお構いなし。〆切と闘っているときも入浴中もお構いなく突然鳴り始め、応答するまで鳴り続けます。「そんなことが可能なんだろうか。また考えなくちゃいけないのかよ」が正直なところ。

 

□先日も、入浴中雲を掴むような電話がかかってきました。つい最近までそうした領域自体があることにも気がついていなかった「アイデア」です。「知るかよ」ってな話ですが、いつまでも鳴っているので仕方なく応答しています。ただ、先方も闇雲にかけているわけではなく、準備が出来た頃合いを見計らっているようにも思います。

□先日飲みながら友人が「15年前イメージの話をしていたときは、どこまでいっても表現についての話だったが、『一億人の英文法』を出した辺りから、英語全般の話ができるようになったな」と、珍しく褒めてくれました。

□単語・表現のイメージを考察し、文法体系を作り、テレビで5年間篠山さんの質問に答え続けたこと。英語全域についてとりあえず話ができるようになった今だからこそ、電話がうるさく鳴っていることに気がついたのでしょう。

 

□パターンが膨大で、細かな要素からなり、さまざまな検証も必要なので、人様にお見せするにはまだまだ時間がかかります。細かな相関や分類を行うためにマインドマップのソフトを使い出したのはそのため。数日の作業でうんざりするほど大きなマップとなりました。このマップを上手に、なるべく小さく、折り畳んでいけば、「イメージ」「文法」の後に来る、英会話学習の仕上げとなるアイデアになりそうな予感がしています。

 

□おもしろそうなので、今年は1年かけてこの雲をつかむような領域に理路を通す作業を続けます。たぶん。まずはこの正月休みから。

 

 

□やれやれ、だぜ。

 

□というわけで、みなさま、今年一年がんばりましょう(^ー^)/