□「ラジオ英会話」1月号CDも届いたので、とりあえず。放送よりもより練習を重ねることができるレイアウトになっています。よろしければ是非(^ー^)

 

 

□パソコンに向かって、実験的な原稿を書いている。いろいろな工夫をしてみるのが楽しい。ただ、人間の工夫する力は有限であるらしく、僕の日常は極端に変化に乏しい。

 

 授業のある日は7:06に家を出て(本当は7時に出たいのだが、いろいろあって必ず7:06になる)、同じ電車で学校最寄り駅に同じ時間に着くことになる。

 改札を出るとコンビニでまるっきり同じ昼食を買い、同じようにお手拭きを2つ貰う。駅前道路に出ると主婦の運転するBMW3シリーズのグレーがいつも駐車している。時間に正確な人は僕以外にもどうやらたくさんいるらしい。

 50m歩いて細い脇道に入る。そろそろ、仲の良くないお父さんと中学生の息子、2人が歩いてくるはずだ。...やはり今日も息子は憮然として父親の前を歩いている。

 脇道を抜け200m行くと小学生の登校を見守るおじいさんがいつもガードレールに両手を置いて立っている。おじいさんの感知範囲は15m。弁当屋を過ぎたところで僕に気がつきそこで軽く会釈をしてくれるはずだ。...今日もにこやかに挨拶をしてくれた。

 少し歩くと学校の裏門が見えてくる。守衛さんの解錠と共に入る予定なのだが、今日は姿が見えない。いつも時間厳守の守衛さんなのにおかしいなと思って時計を見ると7:43。いつもより1分以上早く着いている。知れず体調が良好らしい。

 

 ...といった具合に判を押したような行動しかしないのだ。先ほど万歩計を確認して驚いたのだが、出校日はほとんど歩数すら変わらない。今日は先週の同じ日と51歩しか変わっていない。

 

 寄り道も冒険もないつまらない人生のように見えるかも知れないが、そうではない。書斎に座ると白紙の原稿の向こうに、ほら。

 

 冒険が広がっている。