仕事をしていて一番楽しい時間は、原稿を「育てる」時間だ。

 

 「ラジオ英会話」のテキストだけでも毎月50ページ以上。この分量の〆切があるとそのつもりはなくても、気が急いて置いていった文が残る。考え抜けば今まで言えなかったことが言えるのだが---そうした部分が残る。ひと通り書いて〆切まであと2日ある---それが「育てる時間」。

 

 「誰もこんな『計算』をしたことがないだろうなぁ。これも加えておこう」

 

 クリスと原稿を往復させながら、僕の計算がネイティブの感覚とピッタリしているのかを「検算」しながら、手直しをしていく時間。

 

 これがあるから仕事がやめられない(^ー^)