おはようございます
大西ひろゆきです。


元大阪市長 大島靖氏が逝去された。


功罪悲喜交々の、入り交じった人物でありました。

今の大阪市24区にする為に、大淀区・東区・南区を統合して、北区と中央区を作った。


その外に、各区に大島後援会の充実を図るために、華美な市民サービスを行った事は知られていない。


例えば、敬老優待乗車証や、各区の団体に対しての補助金も、指向性はあったと思われる。


前任の中馬馨氏が革新政権で、当時の共産党・社会党及び、各労働組合や人権団体の全面支援で市長になった。
    
基本的な支持団体の中馬馨後援会を引継ぎ、自治省から天下って、大阪市長選挙に立候補したのが、大島靖氏なのだ。


それまで敵対して来た、自民党も軍門に降り、共産党が離脱するも、オール与党態勢を確立した。

大阪市の暗黒時代が来た時期だと、主張する者もいるし、何でも思い通りに行える、黄金時代だと懐かしむ者もいる。


言える事は、中馬氏・大島氏が今の、大阪市の借金5兆円を作ったと言っても過言ではない。

公務員厚遇問題(ヤミ専従や、労働組合幹部の優遇措置)や談合、地対財特法に伴う、同和団体への優遇措置等を、確固たる物に成長させた……

本当に伝説の多き人達でした。




市長を引退してからは、東京に戻らず、大阪国際交流センターの理事長を長年在職していました。

噂ですが、公費で1ヶ月500万円の生活をしていたと、流れてきた事は事実だったのでしょうか?


これだけは言えます。

この二人のお陰で、西尾正也 元市長は後始末の人生を終えて、道半ばで倒れられ、磯村・関さんの時代を越えて、今も借金を背負っているのは、大阪市民であると言う事だ。


今の平松市長に手腕があるのか?


はて さて…………