西椎屋の滝 | 清流の森 ~九州の滝と風景~

清流の森 ~九州の滝と風景~

週末はたいてい九州内をあちこち廻って撮影してます。
写真に統一性がないのはご勘弁を。
日本の国立公園フォトコンテスト2019・2020 入選
西原村フォトコンテスト(令和元年度) 特選
グリーンランド花火物語フォトコンテスト 2023 特賞


清流の森 ~九州の滝と風景~

大分県玖珠郡玖珠町大字日出生(地図
日本の滝百選


杖立を後にし、大分県の玖珠地方を目指します。
国道387号を北上し、国道210号へ。
しばらく進むと玖珠インターの入口があるのでそこから再度387号へ入り、北上します。

途中「竜門の滝 」や「清水爆園」などの滝があります。
この辺りは結構滝が多くて好きな地区なんですよね。

途中途中に案内板があり、入口にも大きな看板があるので迷うことはないと思います。
駐車場に車を駐めて、徒歩1分ほどで第一展望台へ着きます(上の写真)。

ここからでもかなりでかい滝であることがよくわかります。
落差は86mで、『西日本随一』の滝だそうです(現地案内板より)。
でも西日本には落差日本一の那智の滝を始め、去年行った広島の常清の滝 とかもっと落差のある滝は
たくさんあるはず。
JAROに報告しようかな(笑)


ただまあ、落差もあり立派な滝であることは間違いありません。
展望台から滝下へ行くための湯歩道が整備されています。
上からの眺めでは物足りない人は、この道を下りることになります。

前回この滝へ来たとき(2001年)にはまだこの遊歩道は整備されていませんでした。
今では立派な石段が出来ていますが、当時は普通に土の道を歩いた覚えがあります。
途中で滑って転んでしまったこともよく覚えています・・・。


結構急な階段を10~15分ほど下りると滝壺展望台へ着きます。


清流の森 ~九州の滝と風景~

残念ながら滝壺よりはずっと高い位置の展望台です。
とても壺までは行けそうにありません。
おまけに転落防止用の柵があるので写真が撮りづらいことこの上ない・・・。


清流の森 ~九州の滝と風景~


それでも、高速・スロー、角度をちょっと変えてと色々なパターンの写真を撮りました。
ただ、この手の直爆はどうしても全部入れてしまって単調になりがち・・・。
おまけに逆光になるので結構撮りづらい。
午前中に来るべきだったかな?


持っている滝の写真集に滝壺のアップが載っていてきれいだったので、まねして撮ってみました。

清流の森 ~九州の滝と風景~

右下の岩に当たって緩やかに流れる部分が美しいです。



清流の森 ~九州の滝と風景~

最近滝へ行った記録として自分撮りをするようになりました。
滝の大きさって比較対象がないとわかりづらいけど、人が写ってれば多少はわかりやすくなるかな?



帰りは下った分だけ登らないといけません。
とにかく急な階段なので、登るのにも一苦労。
まだ4月上旬なのに夏日という気象状況。
出る汗の量も半端じゃありません。

ただ、手すりがあったのが救いでした。
手すりがあれば足の力だけでなく腕の力も浸かって自分の体を持ち上がれれますからね。
おかげで今日は腕と肩が筋肉痛ですが・・・。



なお、この西椎屋の滝は日出生ダムのすぐ下流にあります。


清流の森 ~九州の滝と風景~

このダムの余り水?が滝として流れてるみたいですね。
という事はダムが出来る前はものすごい水量の滝だったのかもしれません。
出来ればその頃の滝をみてみたかったものです。
まあ、その頃はきっと滝に近づく道すらもなかったんでしょうけど。


ちなみに滝の落ち口が遠目に見えますが、見ない方がいいと思います(笑)