スッキリ/FNS歌謡祭/CDTVライブライブ


新生リトグリは

12/12にスッキリで「Join Us!


12/14FNS歌謡祭では広瀬香美さんと

「愛があれば大丈夫」のコラボ、「Join Us!


12/19CDTVライブライブでは何と!

 Christmas a cappella medley


をそれぞれ披露してくれた。


何と言っても久しぶりのアカペラメドレーは嬉しかった。

この3番組の出演について感じたことを思いつくままに書いておく。

思いつくままなので、話があちこちに飛ぶことをご了承いただきたい。



まずは「Join Us!」。

スッキリとFNS歌謡祭での「Join Us!」の構成はどちらもテレビ用の短縮版だった。

ちなみに少し前になるが11/28CDTVライブライブだけがフルコーラスで、その他の番組では今のところ全て短縮版。


短縮版とは、

2番のAメロ、Bメロ、サビ、がカットだ。


1番の後、つなぎの

Ready to change …

Just stand up …

Ready to change…


の後にいきなり間奏の

Wake up, up, up(We are)…


に飛び、あとはフルコーラス同様に

3Bメロサビ→endingとなる。


2Aメロは、新メンバー3人がリードを回す見せ場なので私的には一番の楽しみにしていたのだが。 ここのカットは非常に残念。




この曲の出来は回を重ねるごとにさらに良くなってきている。

新メンバー3人はどんどん頼もしくなってきている。この曲においては、もう安心して見ていられる。



ところで、新メンバー3人の歌い方の変化について。

デビュー前、結海はソロで音を伸ばすとき細かいビブラートをかけていた。

miyouさらに細かなビブラートをかけていた。

(ミカはあまりかけていないタイプ)

かけていた、と言うよりはクセとしてかかっていた、と言ってもよいかもしれない。


Join Us!ではかけていないように聴こえる。


もっともJoin Us! はことばの11音の感覚が短く、伸ばすところがほとんどない。だからビブラートをかける箇所もほぼないのだが、敢えて言うと

Ready to change your life の「life」の箇所くらいか。

そんなこともあり、ハッキリとしたことは言えないがビブラートはかけていない。


リトグリでは伝統的にコーラスをよりキレイに合わせるためにハーモニーではメンバー全員がビブラートを抑えていたが、早くも新メンバーはこれを意識しているのか… 



もしそうだとしたらこの短期間に歌の構成や歌詞を覚え、ハーモニーを覚え、強弱を覚え、さらに歌い方まで変えてくれたのか。なかなか凄いことではないか。

ビブラートのような歌い方のクセはなかなか治らないはず。もう少し時間をかけて熟成されるものだと思っていたのだが。



もちろんこの点については、11音を伸ばすような曲のハーモニー部分を聴いてみないと本当のところはわからないので今後ゆっくりと確認する必要はある。





さてさて、12/19 CDTVライブライブでの

Christmas a cappella medleyだ。

いやあ、私の大好きなクリスマスソングメドレーメドレーをやってくれて感謝です。



構成はDear My FriendEPに収録されているものを原曲とする。原曲は、

Silent Night  (キーA♭)

②荒野の果てに (キーD♭)

We wish a merry Christmas  (キーG)

Joy to the World  (キーB♭)

4曲だが、CDTVライブライブでは②の 荒野の果てに をカットしていた。

よって今回の構成は①④だ。

全てキーが違うので繋ぎは全て転調を伴うことになる。



▪️Silent Night

いつものようにかれんのカウントで入る。

あれ?テンポが遅くないか?と思って原曲を聴き直したが勘違い。さすがかれん様、テンポがピッタシ!参りました。


MAYUとミカ以外の4人がユニゾンで ♩ラド〜とイントロを歌い出す。出ました記憶音感。 

よく揃ってるよ。


リードボーカルは原曲は芹奈だったが、今回はかれん。丁寧に歌っている。


holly night の後の ♩ナーー(ファファ♯)と上がるコーラスは原曲ではmanakaだったが今回はミカ。

all is bright  の後の♩ブラーーイ()と上がるコーラスは今回もMAYU


ハーモニーはキレイ。少しおとなしめか。

最後に♩Sleeping heavenly peace〜♩ 2回繰り返すところ、1回目はクライマックスで盛り上げるが、やはり原曲と比べると少しおとなしめ。


2回目の♩Sleeping heavenly peace の終わり、「peace」と同時に③のイントロが始まる。

3拍子だ。


♩ブンプンプン ブンプンプン


原曲ではD♭→G♭と転調し、そこから半音上げてキーGに持っていった。

今回は、①のキーそのままのA♭

♩ブンプンプン ブンプンプン 

とやり、その後、原曲とは逆に半音下げてGに転調して繋ぎを見事に完成させている。


このあたりの映像を見ると、やはり6人で合わせようとしているのがよくわかる。

MAYUの「合わせるよ」と言わんばかりの動きが微笑ましい。


▪️We wish a merry Christmas

ここは変わらずアサヒリード。 相変わらず可愛い。アサヒは原曲の時よりもスムーズに歌っているように感じる。お姉様になった自信か笑。


Good tidings we bring〜のかれんリードのパートは ♩ブンプンプン のハッキリとした3拍子から滑らかな3拍子に変わるパート。全体的に少しコーラスが弱く滑らかさが存分に出せなかったかな。でも十分ではある。


▪️Joy to the World


前曲が終わるや否や、♩HaーーWow というコーラスを合図に ノリをガラッと変える。

これまでのおとなしいトーンから生き生きとしたゴスペルの横ノリへ一転。


原曲はスタジオ録音なので、ここでクラップが入ってノリに効果をもたらしているが、生歌アカペラではそうもいかないか。


miyouのリードボーカル、いいねー。


原曲において、manakaは力強い芯のある太い声ーー空間をまっぷたつに裂くような

--冒頭の''JOY"1秒で心を掴まれる強さ

を見せてくれた。

(この歌は私の中では最もmanakaらしい歌声の歌だ)


しかし今回、miyouはリトグリに新しい風をもたらしてくれた。

manakaとはまた違った魅力だ。声のベクトルが全然違う。

ブラックミュージックの風合いとでも言うのか。

多少のピッチのズレも吹き飛ばしてそれを感じさせない歌声というのか… 上手く聴こえてしまう天性というか…  そういうモノを持っているように感じる。




この曲のノリは完全にリトグリに合っていると昔から思っていた。今回もその流れを完全に引き継いでくれたのが嬉しい。


途中のコーラスが全力でキレがあるのが最高だ。

Joy to the world の後の ♩yei ye  や、

Jft every heart… のところの♩la la la la…など

息が合ってキレッキレ。 


そして

And heaven and nature sing 〜のところ、

miyou3度上ハモの結海の2人組 と その追っかけコーラスの4人組に分かれたハーモニーの掛け合いは最高。  

こういうのを求めていた。


もちろん(前後するが)her King  の後のアサヒの♩Haーーのフェイクは今回も最高。



やはりリトグリのフルボリュームのコーラスは無敵だ。 カラダの動きも生き生きとしていて見てて気持ちが良い。




ラストの♩Joy to the world〜 のmiyou

ボーカル。 「world」の箇所。

manakaと同じ高音域を避けたかな。

5度下?で勝負したね。

高音域にチャレンジして欲しかったけど持っている音域上、しょうがないか。 


その分、メリスマ的にコブシを回してセンスを見せてくれた。

結果としてブルーノート的なスケールでカッコよく仕上がった。

このコブシはmiyouの創作なのか、どなたかの指導なのか、大変興味のあるところだ。




さて、

やはりクリスマスソングメドレーは最高だった。


予想した通り、クリスマスの時期の歌番組にはリトグリの出番が多い。

MステウルトラSUPER LIVEではこれまた予想通りに「愛しさにリボンをかけて」をやってくれるらしい。

豊かなハーモニーを見せて欲しい。


間違っても最後の

may your Christmas〜以降の分厚いコーラス部分をカットしないようにお願いしたい。


頼むよ!タモさん。