Join Us!


11/28、新生リトグリはCDTVライブライブに出演し、新曲「Join Us!」をフルサイズで披露した。


この短期間にテレビで生歌を歌うに値する完成度までグループとして仕上げ、しかも個としてもアピールできたことはお見事としか言いようがない。ブラボー👏👏👏👏👏👏






初めてこの曲を聴いたとき、「青い風に吹かれて」や 「世界はあなたに笑いかけている」に通じるものもあり、作曲はてっきり丸谷さんかと勝手に思った。

だが違った。

作曲は中村泰輔さんということらしい。

作詞はいしわたり淳治さんで、

「新メンバーとの出会いの喜びや、ここからがまた始まりであること、変わり続けながらも変わらずリトグリらしくあり続けること」の意を込めたとコメント。

なるほど、そのコメントがうなづける曲だ。





さて、この曲の見どころ聴きどころを思いつくままに書いておきたい。(私にとっての聴きどころです)




この曲のインパクトはまずは何と言っても

イントロというのか、導入部のハーモニーだ。


みんなー、リトグリの厚いハーモニーが戻ってきたよ! と、冒頭から宣言しているかのよう。



私的にはここだけでもいくつかのスゴ技があると

感じている。


▪️イントロ(導入部)

Ready to change your life?」ー

2回繰り返す。


1回目と2回目では「life」の箇所のコードがが違う。それぞれの「life」の箇所のコードは確認中。

確認できたら追加のコメントでupします。

(1回目のlife5度、2回目は5の音が印象的)



まずスゴ技①は、

新メンバーはすでにこの超難しいコードをハモる技術がある、ということだ。

特に2回目は隣接する半音の、本来であればぶつかり合って不協となる音を、スリリングな空気にするために敢えて出している。かれん以外の誰かと誰かがこの音を出しているが、その不協和音ともいえる音が入っている影響を受けて全員が非常に難しいハーモニーとなっている。



スゴ技②は、

出だしだ。

伴奏なしに(伴奏と同時に)ハーモニーが始まるのはリトグリの大得意技

普通に聴き流してしまうのだが、これはすごいことなのた。


新メンバーもすでに脳か耳か喉で音程を記憶しているということなのか。

何ということだ。 このグループにはそんな人種がよくも集まってくるものだ。 

可笑しくて嬉しくて笑ってしまう。


実はミカは、「あー、この子は絶対音感または音程記憶力があるな」と思っていた。

最終オーディションの応援歌メドレーのアカペラの出だし ♪あとひとつぶの涙を〜 

を見事にリトグリと同じキーで(ソロで)歌い出したからだ。


ところが、というかやはりというか

結海さんもmiyouも音程記憶力を持っているのか。 

(私の周りにいないだけで、実はできる方は結構いるのか?いやそんなことはなかろう)


▪️1Aメロ

キーはA♭m

いつだってBrand new day…

いきなりミカのリードが素晴らしい。ファンキーなノリがよく出ている。

まさにこの子は予想通りの即戦力だ。

ピッチが抜群に良い。6人の中でも一番ではないか。それにパンチ力も十分。言葉の先頭がせり上がらずにいきなり正しい音程に当てていくのでパンチ力が生まれる。


弾けるもっとmove…

いやー、miyouの声とグルーヴ感の効果は抜群。 新しい風だ。

ピッチは甘いところが多く荒削りだが、それを補って余りある声とノリの魅力。


前後するが、この2つに挟まれているアサヒの

心のファンファーレ は随分と気合いが入っていて、新メンバーに感化されている様子だ。

いい影響が早速出ているのか。



Aメロ最後のかれんリードのパート 

笑い話に変えてしまうから の中でA♭m(マイナー)からA♭(メジャー)に転調されている。

同じ主音(A)そのままでマイナーからメジャーに変わるので暗さから明るさにガラっと空気が変わる効果が大きい。これは「青い風に吹かれて」と同じ手法だ。


▪️Bメロ

重なるharmony…

結海もいい。ピッチはややズレるが声に芯があるのでつい引き込まれてしまう。


はじまりの合図! のアサヒが最高。 

「あ」いず! の「あ」が最高すぎて笑えてしまう。ピョンピョンが左右でなく前後になってジャンプも高い笑笑。楽しくてジッとしてられない子供のようなさまが愛くるしい笑笑。

張り切ってるなあ、こんなアサヒを見るとこっちまで嬉しくなる。

これも絶対に新メンバーの影響だ。


▪️サビ

全般的に元気が出るメロディでいい感じ。

個人的には

(Now) 不思議な(we are) 力が(here)…

のパートが大好物だ。

前回のブログの中で「いとリボ」のコーラスを取り上げたが、それに少し近い。

ハモった二つのメロディ(ひとつは合いの手だが)がさらに溶け合う感じ。3人では到底できないこと。 こういうの、ガンガンやって欲しい。


▪️2Aメロ

ここは新メンバーのリードの聴かせどころだ。

踏み出したミカ

君が前だって結海

しつこく迫り来る…miyou

動いてる方が結海


ミカはここでも抜群のピッチ。ずっと聴いていたくなる。

miyouは言葉のノリが素晴らしい。テレビでは"天性のリズム"と紹介されていたが、こういうことか、なるほど。

彼女には音がたくさん詰まったラップや変化をつけるフェイクなんかはどんどんやってもらうと効果的だろうな。

結海は芯があってもっちりと粘る声だが、このパートの声量に驚いた。

感情が入ると声量も湧いて出てくるタイプか。

将来がすこく楽しみだ。これは化ける可能性は十分にある。



飛ばして

▪️間奏のコーラス

Wake up up up … という完全に裏ノリのコーラスが小気味良い。

8分音符の裏をずっと取り続けるのは難しい。

裏を取っているつもりが、いつしか表のような錯覚に陥って頭が混乱してくる。

さすが、リズム感も素晴らしい。


そこにMAYUと結海の「We are」「here」がハモって入ってくるところ、大好物です。

二人のアイコンタクトがたまらない。

ここのMAYUはまさにお姉さまの貫禄で

ハモリに付いてきてよ!って優しい視線を送っている感じ。


▪️落ちサビ

素晴らしい結海のソロの後、ミカのソロの途中からウーアーコーラスとかれんの♪We can make it、それに主メロが重なってハーモニーを織りなしていく。 

歌声と歌声が合流して厚みを増していくこういうの、待ってたよー。


そしてアサヒの ♪始まりの「あー」いず の「あー」とミカ、MAYU、結海、かれんの4人の「Ahー」の時間差ハーモニーがビシッと決まる。

最後のかれんは7度の音に聴こえるので7thコードかな。 キレイ。


そして最後のサビを終えた後に、冒頭の導入部の

Ready to change your lie? 2回歌ってこの曲は幕を閉じる。



新しく歩き出すのにふさわしい曲だ。

スリリングなイントロから入り、ガツンとファンキーなマイナー系からメジャーに転調し、爽やかなノリの良い曲はと流れていく。そしてまたスリリングなハーモニーで終わる

その中にふんだんなハーモニーと個性が光るリードが散りばめられている。


音楽が苦手な方には、少しバタバタして覚えにくく馴染みにくいかもしれないが、音楽が好きな方には見どころ聴きどころ十分の曲だと思う。


新メンバーは予想をはるかに超えた活躍だと素直に感じることができた。


この曲によって

私は今までの思いを変えていく心づもりはできました。


さあ、あなたはいかがですか?

Ready to change your life?