M∞NSTER AUDITION その2



リトグリ MONSTER AUDITION3次審査が進んでいる。



前回のブログで独断と偏見で数名の方についての私の感想を述べた。

もうすぐ最終審査で最終合格メンバーが発表されるので、一旦ここで前回ブログで伏せたお名前を出しておきたい。



Aさん…  藤平さんでした。

ヒントは「選曲がリトグリ的にはど真ん中の曲」

だったのですが、これでは分かりづらかったですかね… σ(^_^;)     



Bさん… 西さんでした。

ヒントは「選曲がこれまたヤバいの持ってきたね。リトグリのいろんなことを思い出させるバラード」 残念ながらパスできませんでしたね。



Cさん永井さんでした。

ヒントは「芹奈やアサヒのような感情移入タイプ」、「かつてまだ幼かったアサヒが関ジャニの仕分けで歌った曲」。



Dさん野村さんでした。

ヒントは「冒頭のキーボード」。

これは簡単でしたね。



Eさん

敢えてヒントをぼやかしていたので、このままにしておきましょう。





さて、最終審査に残られた6人の方の密着動画が公開された。 6人それぞれの思いが聞けて大変興味深い映像だった。


それぞれの感想を少しずつ。

ここまで来たら全員がメンバーになる可能性もあるので、期待をこめて少しシビアな点も書いておきたい。

前回同様に、あくまで私の独断と偏見です。


順番はリトグリの公式のページの順番に従って記載する。



①永井さん

私の中では、捨てきれない、残っていて欲しいと思った方だ。


この動画のJupiterでもわかるが、永井さんのリードボーカルはハーモニーの中で浮き立って聴こえる。

音程がわずかに上側を取っているのか? 

ソロだとこれでも良いのだがハーモニーに組入れられると途端に浮いてしまう。


ハーモニーは当然まだまだだが、これは練習するうちに馴染むだろう。

インタビューを聞くと、自分の課題をしっかりと捉えており、伸びていく余地は大いにあると期待させてくれる。


何と言ってもエモーショナル、ハートフルな点は永井さんの最大の魅力だ。

それと身のこなしが綺麗でダンスも素晴らしい。

立ち姿そのものがカッコイイ。


経験を積めばリトグリの中心的な存在になる可能性がある。私自身もやはりこの人をリトグリの中で見てみたい。

大いに期待したい。




③丸目さん

ハッキリと自分の形を持った方のように見える。


Jupiterでは、馴染むことなくかなり浮き立っている。ピッチ、リズムともに合わない箇所が目につく。歌詞の発音がねっとりと引きずりがちなのと細かなビブラートが気になる。

但し声は芯の強さと伸びがあり、存在感は十分だ。


この方も自分の課題をしっかりと捉えているように見える。

「ハモを合わせようとすると音量が大きくなりバランスが悪くなる、もっと全体を見ないと

とかはかなりハーモニーの肝を捉えている。

全体を見ること(=周りの音をよく聴くこと)は、ハーモニーだけでなくバンド演奏などでもそうだがソロでなくグループの難しさ、大切さのひとつである。


時間はかかるが練習を重ねればリトグリの大きな武器になる可能性はある。

期待したい。



③カマラさん

独特の雰囲気と声を持っている。

強いキャラだ。


Jupiterでは、ハッキリとうわずっていた。

出だしはファルセット。これがうわずった。

ひとりじゃ「ない」〜  の「ない」で地声に戻る。ここでようやくカマラさんの良さを取り戻した感。これでは周りは歌いづらい。

前回STORYを歌った時も大部分が音程の上の方を取っており、うわずって聴こえた。

どなたかの先生がピッチもリズムも良い、とおっしゃっていたのでもう少し他の映像も見てみたい、というのが正直なところ。


インタビューではあっけらかんとした明るさと強さ、そして意外にも謙虚さも見せてくれた。

ただ、ソロのキャラが強すぎるのでアカペラを含むハーモニーには苦戦しそう。

ある時は自分を出してある時は自分を抑えて

ビブラートも出しどころを考えて

そういうことができるまでには少し時間を要するかもしれない。


ピアノの弾き語りで歌うシーンを見ても多才なんだろうと思う。なんと言っても雰囲気が強いので期待したい。



④他力さん

この方も独特の雰囲気を持った方だ。


Jupiterでは、少し個性を抑えて歌ったのか?

若干、音程の下側を取っているのかフラット気味に聴こえるところが気になった。一語一語のエッジの始まりと終わりのタイミングがメンバーと揃っていない。 

しかし、一部の高音を除き、ほぼ地声で勝負している。その声の張りと伸びは素晴らしい。


これまでハーモニーはやったことがなかったが、

もうすでにその楽しさを感じているところはさすがだ。


この歌声とは裏腹に意外にも"自信がない"と述べている。

だが、「自信がない、ヤバい、と言って後ろがちになると逆にハーモニーはうまくいかない」という重要なポイントを掴む感性は素晴らしく、きっと自信をつけていってくれると信じている。 


細かな点はいろいろとあるが、彼女の場合は縮こまらずに個性を伸ばして欲しい。

この声の張りと伸びはリトグリの大きな武器となる。個人的には彼女のさらなる高音を聴いてみたい。どこまで出せるのか

期待したい。


それにしても他力さんを励ますMAYUは男前だったなあ。説得力抜群。



⑤藤平さん


予想通り視聴回数は一位だった。


Jupiterではかなり緊張していたかな。

to my heart の後のブレイクで息を飲むところなど緊張感がありありだった。

ピッチもリズムもズレていた。特に一語一語のタイミングの取り方のズレは目立ったかな。

1人じゃない♪ あたりでは随分と取り戻している。 もっとやれると思っていたのだが

なのでもう少し映像を見たかった。


自分の言いたいことを言えずに泣いているシーンが印象的だが、反面、ダンスなどの困難さえも楽しむ強さも持ち合わせているところは不思議だ。


もうメンバーになっているかのような前向きさは見ていて頼もしい。


「好きだ。」のパフォーマンスはやはり素晴らしく、ハーモニーの時に気圧に呑まれずに実力を発揮できれば、即戦力に近い気がする。


藤平さんは、安定したピッチ、声の伸びと前向きな笑顔がいい。期待したい。




⑥山下さん

正直に言うと、これまでの審査では私の中では印象が薄かった。(これひとつ取っても私は見る目がないとあらためて自覚した)


私は"真っ白のピュアな方が良い"と書いていたが、やはり多少は個性や色がないと強い印象とならない、という当たり前のことに今更ながら気づいた。

考えてみれば候補者の中だと山下さんほど真っ白に近い方はいないのかもしれない。


この方は小さい頃からとにかくリトグリが大好きで、リトグリになりたいという思いが強い。

その溢れる思いを応援したくなってしまうのかもしれない。 


jupiterを見る限りでは、とんがっていない分、この6人のなかで実は一番ハーモニーになじんでいるかもしれない。

音楽的な協調性はあるように見えるので課題は逆に個性か。


インタビューではハーモニーの楽しさをこの段階において既に実感しているようだ。すごいね。

難しいことに挑むことも苦にしない "しなやかな強さ"というキャラが素晴らしい。

殻を破ったときにモンスターになってくれることを期待したい。アサヒのように。



ザッとこんな感じである。



やはりJupiter3人と一緒にハーモニーを取るのは難しかった。

ソロの歌唱をフルコーラスであれだけ素晴らしく歌うことができても、たった1~2フレーズをハモっただけでもう苦戦している。

それも全員がだ。


そりゃそうだよね。かれんMAYUアサヒの3人は約9年間も一緒にハーモニーを取っているんだもの。お互いの声の動き、呼吸、リズム、強弱などを知り尽くしているからね。もはや完璧。

そこにいきなり新しい方が加わればついていけないよね。

だから候補者の6人は、ここは踏ん張りどころ。

頑張って乗り越えていただきたい。


おっと私の目線が候補者目線一辺倒になってきた。

逆に言うと、オリジナル3人はここで無理して、あるいは情にほだされて採用を決めないで欲しい。 アサヒが言うようにこれから長い時間を共にする仲間だ。よーく考えて答えを出していただきたい。


3人の決定ならば、私は精一杯応援したい。





それにしてもここのところ情緒が揺れている方もいるかな。いや揺らされている、かな。


芹奈とmanakaの卒業で沈み→ オーディションで盛り上がり→ wowowで旧5人の最高のステージを見せられ沈みオーディションLIVEと最終発表で再び盛り上がり


→    次に何が来るのか??笑


新メンバーによる新曲発表では大いに盛り上がりたい。 

最高のナンバーを期待しているよ!