歌詞を修正して再アップ。


Come Alive 


*ネタバレを含みます。
アルバムを手にするまでは聴かない!情報も要らない!という方はご注意下さい。



リトグリは4/14のラジオ番組ミューズノートで「Come Alive」を初オンエアした。
4/20にリリースされる6th Albumの収録曲だ。

曲がかかる前にかれん、MAYU、アサヒが簡単な「Come Alive」の解説をした。

え? そうなのか?

公式HPの紹介には、この曲は全英語詞って書いてあったから、MAYUの前紹介の通り、いつものようにアップテンポ系かカッコイイ系と想像していた。

加えて、私の世代だとビージーズ「Stayin' Alive」を知っているせいなのか、xxx  Aliveと聞くとアップテンポのノリの良い曲を勝手に想像していた。

のに…。

何と、バラードだと? へえーーーー。
全くの想定外だ。 




構成は極めてシンプル。
キーはF、転調なし。 そして約3分という短さ。
いつものようにリードとその小節数


1番
Aメロ (& Bメロ)
♪When you feel 〜  か 16
サビ
♪We are the dreamers 〜      ma 16
間奏  wo wo      全 16

2番
Aメロ (&Bメロ)
♪Gonna move, every mountain〜  MA  16 
 *歌詞テキトー
サビ
♪We are the dreamers〜  ア 16

サビ
♪We are the dreamers〜  か 16


Aメロはブロックとしては8小節+8小節に分かれる。
この2ブロックはメロディが違うので、後ろの8小節はBメロと捉えることもできる。


Aメロ(&Bメロ)の伴奏はピアノ一本だ。
1番はかれん、2番はMAYUが担当。

かれんの音量を抑えた丁寧な歌声が心地よい。
かなり息多めで、フレーズの最後は細かなビブラート。
MAYUはいつもの感じでファルセットが心地よい。
2つめのの8小節の前半はかれんとMAYUのメロディは歌い回し違っているが、どちらもきれい。

突然入る ♪wow wo   のコーラスが素晴らしい。
少しゴスペルっぽくて大好物。
打楽器やリズムを刻む伴奏がないので、ライブだとこのコーラスはリズムを揃えるのは難しいだろうな。頭出しがビシッと揃ったら鳥肌モノだ。




サビは1番manaka、2番アサヒ、ラスト繰り返しサビはかれん、と3人がリードを取っているが、それぞれの味があって非常に面白い。
(最後のかれんはリードというよりソロ)

manakaとアサヒは地声とファルセットの切り替えの場所がほぼ同じ。同じトーンを共有しているのがよくわかる。
但し、ファルセットから地声の立ち上がり方がアサヒよりもmanakaの方が境目がハッキリとして音量も強めなのが特徴か。いかにもmanakaらしい。

最後のかれんのサビは落ちサビ的なので前の2人よりも更にソフトに歌うためにファルセットを多用している。

例えば♪We are the dreamers  の箇所はmanakaとアサヒは地声だが、かれんはファルセットだ。
♪We are the believers も同様。

それから最後のフレーズ
♪Oh, what we overcome is 〜も三者三様。
アサヒは全部なだらかな感じ、manakaは初めのOhにパンチがある。
かれんだけは
Oh を敢えて歌わずに、what 〜 からスタカート的にアクセントを効かして入っている。 


最後はかれんの"Come Alive" を丁寧に丁寧に、最後はか細く"ve" の発音どおりに下唇を軽く噛んでこの曲が完結する。



今まででもっとも静かに聴かせるバラード。
2番サビと間奏でようやくストリングスとリズムが入るが、その他はピアノ一本のシーンが多い。
ピアノ一本で始まるという点ではIn your callingも同じであるが、 さらにしっとりとした曲だ。

いや、想定と全く逆だったので心の準備ができていなかったが、いやいや、4人とも素晴らしいではないか。

まず、出だしのかれんリードでゾクっとする。
次のwow wo のコーラスでまたゾクっとする。
この時点でもう曲に引き込まれる。

かれんはさらに幅を広げたのではないか?
ラストサビの柔らかな声。出だし一瞬、誰?と考えたくらいだ。


MAYUは口ずさむくらいの時が好きだ。
この曲はそのようなMAYUの味わいが活きる曲だと思う。
(最近、声を少し張るMAYUも良いのだが…)

アサヒも幅が広がっている。しっとりした曲も大人の表現力を感じる。

そしてmanaka。
静かな空間に突き刺す彼女の声は絶大な効果がある。
やはりライブで聴きたいのが正直な気持ち。
まあ、今回のツアーは我慢。





結局、これも名曲だったなあ。
本当はJOURNEYのアルバムを手にしてから初めて聴きたかった。楽しみは後に取っておくタイプだ。
じゃ、ミューズノートを聴かなきゃいいやん!
その通りです。
まさか、これがかかるとは思ってもいなかったし。



さあ、JOURNEYの中で残す未発表曲は1曲のみ。
「WONDERLAND」


明日4/19のフラゲ日が楽しみだ。