Midnight in Tokyo feat. Little Glee Monster
Pentatonixがリトグリとコラボした曲、
「Midnight in Tokyo feat. Little Glee Monster」
を聴いた。
おー、何かすごいっっ！
世界標準の楽曲はこういうのか…。
昔はロック、ソウル、ポップスなどの洋楽も聴いていたが、ほぼ古い曲であり最近の洋楽はさっぱり。
だから耳が慣れていない。
前回のPentatnixとのコラボ「Dear My Friend」は
日本の曲だったので馴染みやすかったが、今回はそうはいかない。
EDMとかテクノサウンドっぽい、のかな。
慣れていないので気の利いた感想が思い浮かばない。
ノリが良い素敵な曲… くらいか。
とは言え、
少しでも私なりの感想を述べなくてはね。
曲は
「素敵な空の旅をお楽しみください」というCA風のナレーションの後、イントロもなく突然始まる。
構成は
とりあえずAメロとかサビとかに"無理矢理''分けてみるが、そんな分け方は意味がないのかもしれない。
＜1番＞
■Aメロ ♪I know this sound crazy〜
スコットさんのリードボーカル。
音階の構成が非常にシンプルだ。
ほぼ3つの音階しかない。
この曲のキーはC♯ (ド♯)だが、わかりやすく便宜的にキーがC(ド)だとすると
ミーミードレー
レーミーレドー
が4回繰り返される
非常にザックリで申し訳ないのだが、ドレミの3音しか基本的には使われていない。
■サビ1
♪Let's leave behind everything we love〜
ここは全員の分厚いハーモニーが楽しめる。
■サビ2
♪Tokio-oh-oh-oh-oh〜
ノリが軽いねー(^^)
ここもコーラスだが、MAYUとmanakaが少し強めか？
＜2番＞
■Aメロ
♪僕らのストーリー
来た。リードかれん。 ペンタに負けてないね。
3度下のハモリはMAYUとmanakaか？(不明)
♪作り上げて行こう〜
芹奈ーーー！
ややハスキーになっているが、ピッチが正確で芹奈らしい。
♪主役はふたり 始まるよー
ここも、かれん芹奈 のコンビだ。
その後のフェイク"woーwoー"のハモリが素晴らしい。
♪胸騒ぐ原宿のバーやホテル〜
ス、ス、スコットさん、日本語かー。
(英語の方が良いなあ、ここは。)
■サビ1
■サビ2
ここは1番と同様。
■Bメロ
♪これまでのこと〜
JPOPのCメロ的なところ。
カースティンさんとアサヒのハーモニーだ。
いや、素晴らしい。
これぞコラボ！ って感じ。
ここにアサヒを当てたスタッフさん、さすが。
それにしてもカースティンさんの日本語は相変わらず素晴らしく違和感が全くない。
♪忘れてしまおう 自由になれ
ここのカースティンさんにハモっているのは芹奈。
■サビ1
サビ1を2回繰り返し
■サビ2
1番と同様。
全体を通してこの曲は非常にシンプルだ。
Aメロの音階についてはすでに述べたが、
構成もシンプル。Aメロとサビ。
しかし、
Aメロ、サビ、が同じに聴こえるのは何故だろうと考えた。そういう視点で何度か聴くうちにその理由がわかった。
基本的なベースの流れが
ファーラーソ の繰り返しだ。
(ここもわかりやすくキーをCに変えて説明している)
。実際のベースラインはファ♯ ラ♯ ソ♯だ)
ずーーーっとだ。
これはAメロもサビも、どこまで行ってもこのベースラインだ。
ベースラインはずっとこのままで、上に乗るメロディだけがAメロとサビ1、サビ2でそれぞれに変わっていく。
普通は変化をつけるCメロ(ここではBメロと表記)でさえそうだ。
ベースラインが変わらないからどのパートも同じ感覚なのだ。
＊ここはどうでもいい話
ちなみに、少し乱暴ではあるが、この
ファーラーソ はレーーソー で代理できるので
コード進行の基本である2度→5度(ツーファイブ)の繰り返しとも言える。
ということで、いろいろと屁理屈をつけてみた。
しかし、この曲は軽い。
歌詞も軽い軽い。
これまでのリトグリの青春、夢、努力、涙などとは真反対の内容だ。
なので、あれこれと頭で考えるのでなく、単純にカラダ全体でノリながら楽しむ曲だ。
Pentatonixとのコラボ、しかもPentatonixのアルバムの中に収録されているのだ。凄いことではないか。
加えてMVではソニーのEVであるVISION-Sにリトグリが乗るというオマケ付き。
話題性は抜群だ。
しかし何より嬉しいのは…
この曲のMVでの芹奈の表情が良い。
心から楽しそうだよね。
これが一番嬉しい。
(実はアサヒがかわいい😍のも嬉しい)
やっぱり復活は楽しい曲に限るのだ。
イケー、芹奈。 イケー、リトグリ。世界へ。