君といれば complete ver. ついに!
芹奈が復帰して、いよいよ5人で歌う完成版だ。
ついに来た!
すぐにダウンロードし、期待に胸を膨らませ聴いてみた。
この名曲に芹奈はどういう風を吹き込んでくれるのか…
よく戻って来てくれた、という喜びとともに
少し心配にもなった。これは後で述べる。
曲の構成は4人バージョンと同じだ。
足されたメロディやフレーズは無い。
従って同じ構成の中で、どのように芹奈を加えていくか、ということが4人バージョンとの差分となる。
その変わったところを中心に感想をつらつらと。
構成は変わらないが、内容は変わった。
特に1番。
■イントロ
出だしの♪ウウウウウー ウウウウウーは変わらない。
♪アーに変わった時に、コーラスが厚くなったことを実感する。
4人から5人になるということは、当たり前だがこういうことなのだ、と実感してしまう。
1番
■Aメロ
♪今日の終わり〜 アサヒ ⑧
♪ねえ この声は manaka ⑧
*構成的にはアサヒパートがAメロでmanakaパート
がBメロという解釈もある。
ここのパート、4人バージョンではギターをバックにハーモニーをつけていたが、今回はギター無し、声だけのアカペラだ。
アカペラの上にアサヒの丁寧なリードが乗る。
うん。アカペラの方がリトグリらしいな。
芹奈は"リトグリらしさ"を持って戻って来てくれた。ありがとう。
manakaパートでは、さらにハーモニーの厚みが増し増しだ。
来たーーーー。
このぶ厚いコーラスが私のリトグリ像だ。
素晴らしい。
しかもだ!
♪届いてるのー のコーラスは結構複雑なことをやっている。「のー」の頭からカウントして2拍めと3拍めの間(2.5拍め = 2拍めの裏)で音程が変わる。ハーモニーとリズムと両方に集中が必要だろう。
■サビ
(4小節)
来た。芹奈リードだ。
ん? 声が少し弱く枯れていないか?
…と感じるのは私だけ?
しかし、たった4小節の中での感情表現。
さすが芹奈だ。「だろう」の見事な抜き方はアサヒの歌い方をそのまま継承したようにも思える。
アサヒリスペクトだ。
そして最後の「けどー」の小さなビブラートがいかにも芹奈らしい。1音に込める情感。
少し声が弱くなっているとはいえ、さすがだ。
2番
■Aメロ
バスドラムが1拍ごとに表リズムを刻むノリは4人バージョンと変わらない。
MAYUやかれんのリードもそのまま4人バージョンの音源を利用しているものと思われる。
MAYUのリードのパートの伴奏は変わっている。
4人バージョンではストリングスがメインだが、今回はピアノの音がメイン。
あとは大きく変わっていない。
■サビ
♪ここにいれば離れてても僕らでいることは変わらないよ
(4小節)
来た。芹奈の2回目のリード。
んー。やはり声が枯れていないか?
かつてのようにパーンと前に出る声では無い。
…と感じるのは私だけ?
しかし、ここもさすが芹奈だ。
確かなピッチ、ブレスにまで感情を込めるあたりは
相変わらず素晴らしい。
■Bメロ
♪今日の始まり 晴れ渡る空
(4小節)
4人バージョンの時に書いたように、
ここはAメロの一部。切り取ってBメロの中に落ちサビ的な使い方ではめ込んでいる。
ここが3度目の芹奈リードだ。
やはり声が枯れて弱い。
少し辛そうにさえ感じる。
…と感じるのは私だけ?
ここ以降は4人バージョンと大きな変化はないので省略する。
芹奈に関して言えば、やはりまだまだ本調子でないようだ。
だからリードとしての出番もまだまだ少ないものと思われる。
4小節 x 3回 = 計12小節のリードだ。
ちなみに他のメンバーのリードの小節数は
かれん 8、4 、10 、4 (計26小節)
アサヒ 8、5、 4、6 (計23小節)
manaka 8、4、 8 (計20小節)
MAYU 8 (計8小節)
ハモリ優先のMAYUは別としても、他メンバーに比べて芹奈のリードは少ない。
しかし、
考えてみれば、まだ完全復帰ではないので
これくらいのスローなリスタートで良いのだ。
ゆっくりと。
まずは戻ってくれてありがとう。
私の中では、天才 芹奈 だもの。
そしてアサヒ曰く 圧倒的センター だもの。
そして何より、誰よりも歌うことが大好きな芹奈だもの。
必ず元の調子に戻ると確信している。
(このようなプレッシャーも良くないのかな)
繰り返し言うが、ゆっくりと、ゆっくりと。
まだまだ若い。時間は限りなくある。
未来しかない。
次の曲も楽しみだ。
5人の織りなすハーモニーはやはり良い。
REUNIONはやはり、私の方が曲について行けそうもないのでパキッと明るくノリのある曲、何ならロックンロールっぽいナンバーでもどうだ。
久しぶりにCDが欲しいねえ。