風をあつめて full ver.
前回、この曲のテレビ短縮版の感想を書いた。
フルバージョンを聴いた時に感想メモを書いておいたのだが、実はこれを失くしてしまった。
で、前回は取り敢えずテレビ短縮バージョンのみ感想をアップした。
…と思っていたらメモが今頃になって見つかった!
やれやれ。
走り書きなので心細いのだが、このメモを基にフルバージョンについて感想を(簡単に)まとめておくことにした。
いろんな事情で明日から一週間はスマホを見られない可能性もあり、むりやり気味かも笑。
フルバージョンの構成は以下の通り。
もちろんキーはテレビ短縮版と同じE♭ 。
1番
Aメロ manakaリード
Bメロ manaka
サビ manaka
間奏 コーラス
2番
Aメロ アサヒリード
Bメロ アサヒ
サビ アサヒ
間奏 コーラス
3番
Aメロ MAYUリード
Bメロ MAYU
サビ manaka
ending コーラス
■1番はテレビ短縮版の通り。
やはりmanakaは素晴らしく、というか、こちらが音源なので、いかにテレビでのパフォーマンスが素晴らしかったかが、あらためてわかった。
これはmanakaに限ったことでは無い。
リトグリのメンバー全員が基礎レベルが高いのでライブ能力も高い。世間でよく言われることだ。
今更驚くことはない…が、やはり驚く。
1番後の間奏のコーラスも心地よい。
ハーアーアアー「アー」
(コーラスの最後の「アー」です)
はsus4か?
5度のコードの構成音でないE♭の音が効いている?
解決しないままの不安定さが余韻を残す。
(*わざと音を不安定にして、これを安定に向かわ
せることを解決という)
■さて、2番のアサヒ。
こ、こ、これも素晴らしい。
恐らく原曲へのリスペクトであろう、実に丁寧に
歌っている。
「君といれば」でもそうだったが最近のアサヒは
丁寧に歌うべきところをちゃんと丁寧に歌う。
元々素晴らしい音感を持っており、丁寧さによってさらに磨きがかかった感じ。
息をブレンドさせて"抜く"箇所がたくさんあるが、ピッチの乱れは全くない。
語尾をひっくり返すアイドルのような歌い方もほぼない。わずかに残るがかこれはもはやアサヒの個性だ。個性を100%殺す必要はない。
manaka同様に100点満点ではなかろうか。
2番後のコーラスは1番同様に心地よい。
♪トゥ・ウィウ が3回、気持ちいい〜。
■3番、ABメロのリードはMAYU。
これもいいね👍
やはりMAYUはリードが長いと乗ってくる。
これくらいの長さが欲しい。
私の思うMAYUの良さは、まずは声。
ハスキーで、つぶやくくらいの音量が持ち味が一番出ると思っている。
MAYUの強い個性だ。
次に、語尾を伸ばすところのピッチが正確なところ。語尾が安定すると聴いていて妙に落ち着くのだ。
裏を返せば、語尾でないところは不安定な時もあるのだが、声の個性と語尾の安定によって消される。
この曲はMAYUの良さが特に出ていると思う。
サビからはmanakaのリードだが、これは前回述べた通り、100点。
endingのコーラスがまた雰囲気があって良い。
コーラスが入ってから5小節めの ♪ルー
はやはりオーギュメントコードだった。
オシャレだ。
こうやって使うとオシャレ感だけでなく一瞬、物悲しさも感じてしまう。
ここ! って説明しづらい…すみません。
ということで雑ではあるがフルバージョンの感想でした。
ガツンとした盛り上がりが無い曲ではあるが、
ボーカリストとしての3人の持ち味がそれぞれに出た良い仕上がりになっている。
リトグリの屋台骨とも言えるシニア組、芹奈、かれんがいなくてもここまでやれるんだ、と今更ながら感心してしまう。
ジュニア組、やるやる。おそるべし。