THE FIRST TAKE (DMF)
リトグリは1/27 にTHE FIRST TAKE をYouTubeで公開した。
今回はナント、Pentatonixとのコラボで
Dear My Friend feat. Pentatonix である。
(以下、DMFと略す)
THE FIRST TAKEと言えばもちろん一発撮り
(ん?一発録り?) で有名だが、海の向こうにいるPentatonixとどのように"FIRST TAKE"したのだろうか?
勝手に想像してみた。
まず、楽器演奏に当たるベース、ドラム、コーラスを演じている側のPenta側で(もちろんボーカルも一緒に)一発撮りを行い、
その音源を聴きながらリトグリがリード、コーラスを一発撮り。
その両方の映像を同じタイミングで重ねた…
そんな感じなのかもしれない。
さて、実際に歌を聴いて、映像を観て…
ぶっ飛んだ。(O_O)
もちろんSingleカットされた時のDMF は数え切れないほど聴いた。映像も死ぬほど観た。
まあ、Singleカットの音源は、ライブではないので修正ができる。
しかしTHE FIRST TAKEはそうはいかない。
"ライブ"なのだ。
それでいてこのクオリティ!
恐るべし😱 CD音源と同じクオリティ!
いや、臨場感が溢れている分、CD音源以上だと
言っても良い。
参りました。凄すぎます。
まず驚くのはPentaのリズムセクション。
驚愕の性格さ。ドラムは一見して凄いのは明白だが今回驚いたのはベース。これは後述。
もちろん我がリトグリも素晴らしいの一言。
1音1音の音符を意識しながら丁寧に歌っている。
感動した。
■イントロ
まず何と言っても出だしの
♪AH〜 だ。 これだけで鳥肌。
余談
リトグリは"記憶音感"を活かしていつものように音取りなしのブレスで入るパターンだが、Penta側はどうなのだろう?
歌の直前に(唇を震わせるプルルルの後、0:51)小さい声で カースティンさん?が♪ラ♭ドミ♭ラ♭ を口ずさむ。
これはキーCの場合の♪ドミソド♪に当たる基本コードだが、
不思議なのはこの曲DMFのキーであるシ♭(B♭)より1音低いキーのコードを口ずさんでいる。
絶対音感ではないのかも?
何らかの事前の音取りが必要なのかも?
(以上、余談でした)
イントロのコーラスも1:02辺りの♪ラッターラッターとか、コンビネーションが難しいのに何事もないようにサラッとやってのけているチームワーク!グルーヴ感!
■1番
<Aメロ前半>
芹奈リードのパート。かれんが歌っている。
素晴らしいの一言。
<Aメロ後半>
カースティンさんリードのパート。やはり素晴らしい。CD通り! まるで口パクかと思うくらいの再生能力。わずかだけでも外してくれたら生感が出るのに!と逆に思うくらい。笑
…と思ったら、最後の♪抱きしめながらー♪の最後にほんのわずかであるがせりあがってシャープ気味になったので逆にホッとした。ミスというほどのこともない。逆に臨場感が増して良い。
<Bメロ>
かれんリード。またまたCD通り!
素晴らしくて言うことありません!
<サビ>
manaka! 1音1音を丁寧に歌っている。
♪なく「しー」そうに♪ のファルセットも丁寧にビシッときめてくれた。とてもキレイ。
manakaのミックスボイス〜ファルセットはホントに上手くなったなあ。
後半、カースティンさんリードの最後、
♪きっと大丈夫だよー♪ のアサヒのハモ!
2:13辺り。
リードを気遣いながら声量を抑えて、なおかつ正確なピッチでサポートしている。👍
というか、カワイイ😍
<間奏>
manaka、
2:24からの♪(ララ)ラーラーラッターターの高音がとてもキレイ。 キー音のB♭をずーっと正確にキープしている。 中学の頃のわんぱく盛りの荒々しいmanakaはどこ?ってくらい大人の歌い方。
■2番
<Aメロ前半>
待ってました、リードMAYU!
すごく丁寧。♪はじまりがあってー♪の箇所も上がりきっている。声が切なくていい感じ。
<Aメロ後半>
アサヒのリード。キレイ。これも丁寧。
♪待っているかなーー♪の最後は感情が昂揚して上擦り気味だが、今回はここも丁寧に冷静にこなしている。
ていうか、カワイイ😍
<Bメロ>
見せどころのひとつであるmanakaの必殺
♪君にあーいたーくなーったよー♪
キレイ。ほんと、キレイ。
月面宙返りがビタッと決まった感じ(古っ)
<落ちサビ〜サビ>
♪Dear My Friend、もしも〜♪
ベースとドラムが止まってアカペラになる。
って元々全部アカペラだし!
しかし、曲にハッキリと表情がついているねー。
サビのかれんリード!もうさすがとしか言いようがない。ハッキリ言ってカースティンさんに負けてません!全く負けてません! むしろ…
そしてそして、
サビラストのアサヒのリード!
♪約束だよ、また会おう、Dear My Friend〜♪
の素晴らしいこと素晴らしいこと。
最後の最後にわずかにかけるビブラートの何と美しいこと! 滅多にかけないアサヒのここぞ、と言う時ののビブラート!
ひょえー、アサヒーー!カッコいいー
というかカワイイ😍
<エンディング>
イントロと同じハーモニーで静かに終わる。
ここもホント丁寧&丁寧。
最後は♪ラッターター♪の後、ベースが低音の
5度にしっかりと落ちて1度(キー音)にもどるハーモニーで終わる。
👏👏👏👏👏 👏👏👏👏👏
Pentaのどなたかの
"That's so good!"の声で映像は終わる。
まさに、so goodだ。それ以外ない。
■マニアック
最後に少しだけドラムとベースの"私的にハマった箇所"をご紹介。
まずドラム。
最後のサビの♪きっと大丈夫だよー♪の後、
3:37辺りの細かーいハイハットの描写…
スゲッ😱 もはや人間技とは思えない!
で、ベース。
2番、落ちサビ後のベース。
3:13〜3:20辺りのベースの動きは特筆もの。
この柔軟な動き!
極めつけはこの中の最後3:19のベースの音階がオシャレ。
5度の音をわざと半音上げる味付け。
(オーギュメントという…らしい)
基準であるキーCでいうと、ソの音を半音上げて
ソ♯にするいきな技。 カッコいい。
他にもいろいろと萌えポイントがあるので、ご興味のある方には一度ベースだけを聴いていただきたい。
少しマニアックで失礼しました🙇♂️
とにかく、今回でまたあらためてリトグリの実力がわかった。
何度も言うが、あの、あの、あのPentatonixに負けていない。
さらに切り札である芹奈というカードも持ってるからね!(競ってどうする)
ここまで生で(実力で)やれたのだ。
このTHE FIRST TAKEの映像は
Penta側も"お付き合い"ではなく、きちんとしたコラボでやっていることを確信したシーンでもあった。
実現していただいたスタッフに感謝です。
ps:さあ、今日は武道館だ!