ECHO (Short ver.)
また素晴らしい曲が来た。
ラグビーにかけた選手たちの熱い思い、これまで積み上げた汗、
これから戦う男たちを鼓舞するのに相応しい力強い曲だ。
♪Oh-oo Oh-oo Oh-oo Oh-oo Oh-Oh!
Ohの声 と バスドラムの音、クラップ
(Oh〜はユニゾン、オクターブユニゾン)
これは!この始まり方は…
グレーテストショーマンのテーマ曲である
"the Greatest Show" にそっくりの出だしだ。
あの Ohの声 と 地に足を踏みならす音 だ。
これから始まる勇敢な、壮大な物語を予感させるに十分のイントロだ。
キーはEm。転調なしの小細工なし!
(サビでマイナーからメジャー風に味わいが変わる平行調を使っている。)
[Aメロ前半]
♪さあ今こそ思い出すんだ〜
♪がむしゃらに駆け抜けた日々〜
♪苦しみ分かち合った君〜
いきなり、かれんのガツンとパワフルなリードボーカル。
ラップだよ。そう来たか!
(日々 と 君 で韻をふんでいる)
その韻の部分、オクターブ下。これはmanaka? 芹奈?
♪ムダな汗、泪、一滴もない
「一滴も」の2拍3連のラップ調がカッコいいーー!
ここもオクターブ下がうまく効いてるなあ。
[Aメロ後半]
♪目と目が合うその瞬間〜
♪交わす言葉さえいらない
♪心通わせる僕らの鼓動のピッチ
♪いつもパーフェクト
続くリードボーカルはアサヒで来たかー!
かれんのパワーに負けていない。
感情むき出しの度合いはリトグリの中では芹奈に次ぐ2番手だ。
♪交わす言葉「さ」えいらない
の「さ」は思わず右手で要らないものをはねのけている。
♪パーフェクト の部分も感情を抑えない。
この辺のアサヒ、いいなあー。
[Bメロ]
♪とてつもなく高い壁〜
♪乗り越えたり壊したり〜
♪信じて進むことが全て
♪きっとー 僕らーはー
サビに入る前に盛り上げるこの歌い方は ザ・芹奈。
♪きっとーの「とー」
音量を少しずつ上げていくクレッシェンドが素晴らしい。
そして♪僕らーはーの「はー」‼️
はーの中で
わざと半音下げてまた戻す波のような感情がほとばしる。
(いつも言うが、こういうハイトーンの力強いん歌い方では芹奈は日本でも屈指の実力を持っている)
そしてその裏でリードを支えるMAYUの何とも尊いコーラス‼️
涙を誘うなあ。
この「♪僕らーはー」だけで私はごはん3杯はイケる。
サビ前ではあるが
この曲のクライマックス①だ。
僕らーはー で全ての音がピタリと止まり
4拍の静寂。 この4拍の
静寂の間にリトグリはサビへのパワーと感情をグッと溜め込む。
「さあー行くよー!全て出し切るよー!」
メンバーが心をひとつにする瞬間でもある。
[サビ]
♪叫べよ 声のかぎり響け〜
♪この一瞬のプライドに 笑顔に 涙に
manakaの声が心に突き刺さる。
一緒にリードを取っているのは芹奈?
しかし、これぞmanakaの真骨頂だ。
決意を表す部分は絶対的にmanakaなのだ。
♪叫べーよー で思わず聴いてる私も拳を握りしめてしまうよ。
*ちなみに「なみだ」を使い分けている。
Aメロ前半の 泪
サビの 涙
泪 は悔しくて流したであろう なみだ。
涙 は嬉しくて流すであろう なみだ。
と私は勝手に読み取った。
さらにサビは続く。
♪賭けてきたのだろう〜
ここの「ろーおうー」
がクライマックス②だ。
♪ろー は半音下からせり上がってくる盛り上げ。(ソ♭ → ソ )
さらに♪おう〜 で1音下からゆっくりとした曲線を描いてせり上げる。
(ド → レ)
ここは一番の見せ場だ。
こういう難易度の高いことをやってのけるグループだよなあ。
ひとりだけでも難しいのにグループでさらりとやってのけるスゴさ。
つくづく感心します。
この部分はライブでは注目したい箇所です!
8月から始まるツアーで歌ってくれるだろうか? 少なくともファイナルの代々木では期待したい。
そしてECHOはエンディングへと向かう。
♪Oh-oo Oh-oo Oh-oo Oh-oo Oh-Oh!
♪Oh-oo Oh-oo Oh-oo Oh-oo
♪I'm on fire〜
かれんのまっすぐ伸びる力強い声。
レーザービーム!
♪Oh-oo Oh-oo Oh-oo Oh-oo Oh-Oh!
♪駆け抜けた証を掴み取りたいのだから〜
最後はアサヒでシメだ。
♪証を〜 でフォルテしておいて
♪掴み取りたいのだから〜
でピアニシモに落とす。
感情をうまく音符に乗せたアサヒならではの歌い方だ。
はあー、素晴らしい曲だ。
Baby Babyに続くガツン系のナンバー。
ラグビー🏉のぶつかり合いに相応しいナンバー。
この曲もライブの最後を締めて欲しいナンバーだ。
やれやれ、またそういうスゴい曲が増えたよ、参りました。
ʅ(◞‿◟)ʃ