manaka


何と表現していいのか。

よくぞこういう逸材をリトグリに入れてくれたよ。いろいろな事に関する感性が独特。

中学生の時のトークを聞くとその辺の大人より余程しっかりとした考えを持っている。本題からズレずに聞かれたことにまっすぐ答える地頭の良さを感じる。ライブでも立派なMCをやってのける。

趣味はアナログレコード、音の動画(ただただ揚げものをしてる音とか)、タイル…

高校生がタイルって何だよ!  

それでいてあの ひの字の口 の笑顔だよ。まだあどけなさの残った、いかにも子どもらしい笑顔。

大人と子どもが混在している。アサヒとはまた違った可愛らしさがあるのかもしれない。


さて、manakaの歌にはこのブログでも度々触れてきた。

その歌声は、張りと伸びと艶が突き抜けて素晴らしい。

しかしながらピッチの不安定さが時々見られる。 だからビブラートを使って安定させて欲しいことはすでにビブラートの編で述べた。  


他にも言いたい事がある。

(ホント、偉そうですみません🙇‍♂️)


通常、ビブラートは言葉の語尾だけにかけることが多く、文字のひとつひとつにはかからない。この言葉の途中部分のピッチも何とか克服して欲しい。

文字ひとつひとつのピッチを安定させるには、恐らく方法はひとつだけだ。

自分の声を聞きながら一音一音を大事に歌うしか手がない。

そもそも自分の音がズレていることをわからない人には無理な話だが、manakaは自分のピッチのズレがわかるだけの相対音感を持っている。だからこれができるはずだ。

音符にピッチをひとつひとつ乗せていくように大事に歌うこと。一音一音を感じながら歌うこと。


  私の勝手な推測だが、manakaの出来が悪い時はモニターの返りが悪いか、伴奏の音量が大きすぎるか、で自分の声が聴こえづらい時ではないか? そう信じたい。

私はイヤーモニターを付けた事がないので何とも言えないが、フロアモニターで聴こえづらい可能性がある時はイヤーモニターを付けたらどうか?他のメンバーが付けなくても、ひとりでも、だ。 


もうひとつ。

これもthe Covers fesの編で書いたが、

最近では大人でクールな歌い方が定着した。

高音でも音量を抑えたりウナリを効かせなかったり。ファイト! もそうだし、悲しみの果て もそうだ。ずいぶんと大人になったもんだ。


ホントにこれでいいんだっけ? 

荒々しいところも残して欲しいなあ。

昔、一目見て&一声聴いてぶったまげたのはワイルドさも含めたmanakaのような気がするのだ。 


まあ、贅沢な悩みだ。

どっちにしろ、この子はもっともっと伸びてゆく。