You Tubeで関ジャニ∞仕分けを見た。
ぜひともこれにモノ申したい。
https://m.youtube.com/watch?v=MOOhfWrtmYI&t=673s
Storyは言わずと知れたAIさんの名曲。音域が広い。
当時15歳 中3の長谷川芹奈が12連勝中のカラオケ名人MayJに挑んでいる。
私はこの勝負の結果に大きな疑問を持っている。
どうでもいいって?
No!No!!No!!! 空は見ているよ!
まあ、私の言い分を聞いて欲しい。
長谷川芹奈 キーは c(ド)
序盤の低音を、苦労しながらも丁寧にこなしていく。
後半の盛り上がりは素晴らしい。
最高音はmidBとhighC(ミッドオクターブのシとハイオクターブのド)。ここはシャくる部分でCは一瞬のみなので2つの音を最高音とした。芹奈はもちろんB、Cともにラクラクと地声で出している。
対するMay J はあれ? れれれ?
序盤がそんなに低くない?あれー?
キーを確認してみたら、なんと D(レ) ‼️
芹奈に比べて1音上げている。
最高音はhighC#とD(highオクターブのレ)。
(Dは一瞬のみ)
最高音のド♯レだが、一瞬のレは地声で出しているものの伸ばすド♯は裏声気味。
まあ、さすがカラオケ名人MayJ。うまいのはうまい。
さて、AIの原曲を聴いてみた。
ナーント! というか予想通りキーはC(ド)。
芹奈は低音を逃げずに原曲キーで戦いに挑んでいた!
対するMay Jはキーを1音上げて低音から逃げている。(ピアノ鍵盤で2つ上、カラオケキーでも2つ上に調整)
ちなみにリトグリ の初期のカバーナンバーであるI want you backでは、芹奈はhighG#というとんでもない音域を地声で出している。
Storyの最高音より遥~かに高い。4音上、鍵盤やカラオケキーだと8個上!
つまり、芹奈もキーを上げればStoryはもっと楽に歌えるのだ。もっと簡単に、もっと高音を活かして、よりうまく聴こえる歌い方ができるのだ。
しかし芹奈は敢えて原曲キーで挑んだ。manakaもそうだが、彼女たちはその曲、その歌手にリスペクトの意を込めて原曲で歌う事が多い。
カラオケマシーンの勝負なのでキーの上げ下げは自由だということは理解している。
しかし、しかし…
さらに気づいた事がある。
2人の歌は、テレビでの演出が違う。
芹奈に比べてMayJの歌の時は音量、エコーともに明らかに大きい。
撮影スタジオではどうだったか知らないがテレビで聴こえる音量の差はあまりにも明らか。これでは視聴者に与える印象は全く違う。May J の方がいかにも声量があるかのような錯覚に陥る。
どうかあなたもYouTubeで聴き比べて欲しい。
当時のMay Jは連勝を重ねて盛り上がっていたので、番組としてもこういう演出になったのかと邪推している。
私の中では芹奈の勝利だ‼️
カラオケマシーンの点数では負けたが、気持ちまで含めた人間としての勝負では芹奈の圧勝だ。
勝負後の「負けたけど楽しく歌えた」という芹奈のコメントの中に、"逃げずにきちんと勝負したので悔いはない、胸を張ろう" という誇りが見えた。
ドヤ! これが我らの芹奈様だ~!