・田蛙の鳴きとほす夜の閑(しづ)けさに

    誰(たれ)の今際(いまは)を刻みてゐるや

 

・三日月をお昼寝の目と言ひし子も

       寝顔見つむる父とはなりぬ

 

・里の灯を映す植田の傍らの

      ポストに落とす文のときめき