「慕雨(ぼう)」Ⅳ(短歌)・田蛙の鳴きとほす夜の閑(しづ)けさに 誰(たれ)の今際(いまは)を刻みてゐるや ・三日月をお昼寝の目と言ひし子も 寝顔見つむる父とはなりぬ ・里の灯を映す植田の傍らの ポストに落とす文のときめき