北海道で大地震。大規模な土砂崩れが発生している。山の近くでも、海の近くでも、川の近くでも、もう安全なところなどない。遠征や練習試合で地方に行くことが多いが、高速道路を通行することや、山道や川沿い海沿いを走ることもある。ここで地震が来たらとか、ここで津波に襲われたらとか、走りながら、いろいろと想像してしまう。

 

台風なら前もって中止にするとか対処できるが、地震は予知できないので、対処の方法がない。その場その場で対応するしかないが、場所によっては、「運」任せになってしまう。遠征中に、もしも何かあったらと、考えるだけで恐ろしいが、しかし恐れてばかりでは、何もできなくなってしまう。

 

今でこそ、クラブのマイクロバスで遠方へ出かけるが、35年前は、あり得ないことだった。免許があるので、レンタカーを借りて出かけようとしても保護者が、危ないと納得しなかった。遠方へ行くならプロの運転手が運転する車か、また観光バスでないと納得しない。

 

こんなことでは、金がかかって簡単に遠征もできない。とにかく保護者に信用してもらおうと、近場の練習試合からバスでの送迎を始め、徐々に徐々に遠くへと行くようにして信用させた。

 

最初に遠方へ出かけた遠征が大阪だった。今から、25年前である。感想は、遠かった、とにかく遠かった。その記憶しかない。今は、名古屋(片道400キロ)までなら日帰りで出かける。平日なら山梨の甲府まで(片道150キロ)出かける。

 

親は、子供に持たせている携帯電話のGPSで、場所の確認を随時行っている。これが安心なのだろう。宿舎でママとのメール交換も頻繁に行っている。これも安心のひとつなのだろう。まあ、指導者も妻と5分おきにメールをしている者もいる。池田監督は、2分おきである。

 

バスの運転では、超安全運転を心掛けている。当たり前のことだ、何人もの子供の命を預かっているわけだから。指導者によく言って聞かせる言葉は、子供を乗せたら時間は一切気にするなである。遅刻しても構わないから時間は気にするな、このことを煩いほど言って聞かせる。

 

 

万全を期して超安全運転をするが、ただ、不可抗力の事故はどうしょうもない。保護者を不安がらせてしまうが、長距離遠征で、夜間高速道路を走っていると、必ずと言っていいほど低速走行で、フラフラとしたトラックに遭遇する。疲れて眠いのだろう。巻き込まれないように、追い抜くかどうか迷う。タイミングを計らい追い抜くと、その時トラックの運転手を見ると、やはり眠そうな顔で運転していた。

 

今、車に安全装置を付けているトラックやバスもあるが、強制ではない。自動ブレーキや車線逸脱防止装置などを、早く付けるように国は強制してほしい。渋滞時、大型トラックで、後方から追突でもされたら大惨事になってしまう。