新年度が始まった。片山にピカピカの1年生が入ってきた。片山のキャッチフレーズが、「泣き虫、弱虫、元気な子、全員集合 !!」である。文字通りそんな子たちが、集まってきた。片山で、最終学年の6年生まで頑張ることができれば、間違いなく強く逞しい子に成長できる。

 

6年トップチームは、小学生の集大成となる大会が全国大会だ。目標は、もちろん全国大会出場だ。今年のチーム事情から言って、かなり厳しいが、あきらめないで、最後まで激しく戦ってほしい。

 

「今年のチームは楽しみです。」「今年は期待しています。」「今年は、いい子がいるので期待している。」「久々にいい子に恵まれた。」巷ではそんな言葉を聞く。片山では残念ながら、今年、期待という言葉は出ない。

 

最近、移籍という言葉をよく耳にする。Jのチームにセレクションで受かったので移籍します。また、他のチームに移籍します。平気でこの言葉を言う親たちがいる。ひと昔前までは考えられない言葉だ。

 

たしかに移籍は自由である。昔も移籍をする子は何人もいた。ただ、今ほどはいない。中には、合わないと何チームも渡り歩く子もいる。まるで渡り鳥のような子供だ。まあ、これは親の意向だろうけど。

 

仕事の都合により引っ越しするので移籍をする。これは仕方のないことだが、「指導者と合わない」「保護者同士のトラブル」「チームの方針に合わない」「チームが弱すぎる」「指導者と保護者のトラブル」と、まあ、こんな事情で移籍するらしい。他にも事情はあるだろうが、学校教育と違い自由に選択できることから簡単に移籍するのだろう。

 

最近の親は、チームや指導者に義理人情はなく平気で移籍させる。幼稚園の頃から一生懸命育てたのに、はいサヨナラである。この~裏切者、と言いたくもなる。

 

Jのセレクションを受けるとき、親は、「監督、力試しに受けてみます」受かっても移籍しません。こんなことを言う親が結構いる。落ちたときに元に戻れるようにするための言葉だ。

 

しかし、最終セレクションで合格すると、親は、子供がどうしてもJのチームに入りたいと言うので、移籍します。と、こんな言葉が返ってくる。これは、受かると100%の親が異口同音に口にする。

 

Jチームのネームバリューは大きい。Jに入ればそのままプロにでもなれるのかと勘違いをする親たち。ただ、サッカーをする環境は、最高である。これには、我々小さな街クラブは勝てない。しかし、子供を指導する熱意、情熱は負けない