もっきりおニョ「今夜ももっきるか!」

 

八戸の朝市で買ってきたポン酒(/ ノε`))♪

八戸の左となり、五戸で作られる日本酒です。

 

三島シトロンで少しご紹介しましたが、八戸一帯の発展に尽力した橋本八右衛門の八戸酒類。

従来品は八戸工場製の「八鶴」、五戸工場製の「如空」が有名。

五戸工場は販売地域を五戸のみとした限定レア酒「五醸」も作る。

五戸限定だけど、なぜか八戸の舘鼻岸壁朝市でも手に入る事に、出発2週間前に気付いて……急遽コロコロ台車(折りたたみ可能)をカバンに詰めて、フェリーに乗った次第!

1升と4合で、冬限定の本品と、春限定の春鳳純米、通年販売の純米吟醸を現地で確認。

1升瓶で前2品を買って、コロコロ引っ張って帰ってきた(/ ノε`;))春限定は義父に譲りましたが☆

 

さて本品をセレクトしたのは「冬限定というレア度」もありますが、実は原材料に注目していたから!

使う酒米が五戸産なんだとか。

 

酒米を生産するところから注力する酒造は近年増えましたが、五戸で作られた米という部分に個人的に注目。

 

まぁ、そこは後述で、早速もっきり飲みするぞ!

もっきりおニョ「飲むぞ☆」

 

 

 

 

 

最初の一口目だけ微・微・微発泡?って錯覚するような、淡く微細な発泡系の刺激ほんのり……

二口目からは消え去りましたが。

 

酒造の個性が出やすい純米という事で、多少身構えながら飲みましたが、甘みなどが大人しい以外は普通にイケますな。

 

 

酸味、甘み、酵母的なふくらみ、エグ味……と日本酒の標準的な風味がまんべんなく口に広がる。

 

特に酸味が強めかな?

食事に合わせるお酒というより、塩気の強めな肴を合わせたくなる。

 

 

 

 

日本酒としては贅沢な味わいの本醸造酒、という感想でした。

にごり酒ということで、オリがたまってる下の方の味の変化も楽しみですな♪

 

もっきりおニョ「飲みごたえがしっかりあってイイね☆」

日本酒らしさが強いという意味では、個性的な純米酒でござい。

 


個人的にはラベルの印刷がきれいじゃない所が……(/ ノε`))「インクジェットプリンターかな!?」と思わせる素朴さがNICE!

小さいラベルデータでjpgなのを、1升サイズにダイレクトに引き延ばしたような荒れがあって……手作り感がいいね♪

 

 

 

 

ところで自分が注目したのは、やはり五戸産の酒米で作ったという事。

 

八戸で特産品を探すと、小麦を使った食べ物が多い。

これは太平洋から吹く風"やませ"のせいで、米作が難しい土地柄のため。

小麦や雑穀で生活するスタイルを確立させ、それは現在でも"南部せんべい"といった食品として、生活に取り込まれている。

 

 

そんな土地柄でも、八戸のお隣の五戸でお米が獲れるまでに、農業が進化したというのが注目点のひとつ。

 

 

もうひとつは、過去に大飢饉に見舞われた歴史があること。

八戸やその近郊は、その慰霊碑がいくつかある。

五戸の少し南の三戸では、あまりにも犠牲者が多かった(1000人?)ため、斗内千人塚という慰霊碑が建立されるほどだったり…

作物が育たないのが当然のような土地で、水稲栽培ができるまでに技術が進歩し、さらに青森産の酒米「華吹雪」から日本酒を作るまでになった…

 

酒米「華吹雪」は性質から大吟醸酒には向いてないそうで、基本は純米酒が適してるんだと。

それでも通年販売の五醸赤ラベルは、吟醸までに磨いた華吹雪の純米吟醸酒だそうで。

お米が貴重品だった五戸で、磨いたお米の日本酒が作れるまでになった現在…

 

 

個人的に八戸旅行はリーズナブルで、美味しい海産物や得意な食品に出会えるもの、と単純に思ってましたが。

奥さんを案内する前提で、久しぶりに初心に帰って下調べをしていたら、以前よりも少し踏み込んだ八戸の歴史に対する理解ができたように思えました(/ ノε`))

 

 

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