主に東北の保存食として知られる干し餅。

寒風にさらして水分を抜いた御餅である。


今回の購入は八食センターだが、製造元といい、御餅の加工といい、エリア的には津軽の食べ物だろう。


12年前の八戸フィールドワークで個人製造


の干し餅を見かけたが、メーカー製造品は本品のハトヤ製菓しかお目にかかっていない。

以前に比べると入手性が低くなった御餅という事で…

 

 

 

 

 

 

12年より前の函館フィールドワークで本品を食べた時に同じく、ずいぶん質実剛健な味という印象。

バター味とはあるが、乳製品的なマッタリ感が、ポソポソした米粉落雁の奥から仄かに湧いてくる。


落雁と違って甘みが仄か。

その割に水分をぐいぐい奪っていく性質なので、食が進みにくい。


近年の家庭用非常食はずいぶん進化したものだが、船舶備え付け用


などシリアスな状況下の非常食は、食味をあまり鑑みない。

なるべく長く生存するための最適解として導き出された味わい=美味しくないので、消費が遅い。


本品もバター、ごま、砂糖、さらに色彩で食欲を促す造りだが、本質的に美味しく食べるようには出来ていない/( ̄ー ̄;)\喉が渇く……



東北の厳しい冬を越えるための、先人の知恵と工夫が、13年前と変わらず息づいているのが確認できた次第…


 

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