(/ ノε`;))「注文の漢字の人名ウイスキーを持ってきやしたぜケケケ♪重い…」

 

バーテンダーおニョ「酒屋さんご苦労さん☆」

「これまた大きいPETボトルだねぇ☆」

「これサントリーのウイスキー??」



人名アルコール第3弾は、1999年に突如発売されたブレンデッドウイスキー。

製造は山崎や響とジャパニーズウイスキーで令和の洋酒界隈をブイブイ言わせるサントリー。

 

空知の酒屋さんで若干埃を被っていたのを、2年連続で買ってお持ち帰りした。

 

バーテンダーおニョ「2本あるんだし1本飲もうよ☆」

「90年代のウイスキーならお安かったでしょう☆」

「白角(旧ボトル)と膳もPETで仕入れてたでしょ?そっちも飲むか☆」

 

旧価格で陳列してたので、2.7リットルで2000円ちょいで買えました!

終売品は価格変動とか関係ナシ!なので売り4月からのウイスキー値上げも全くどこ吹く風。

 

白角と膳もそのうち味見したいが(/ ノε`))メンドいお酒なのよね…


 

 

 

パインドゥ家は一ヶ月に洋酒2本程が消費される。

当家自慢のウイスキー魔窟も最近の値上がりで、気楽に開けられるボトルが減ってしまい(/ ノε`))微妙に買い足してたりする…

 

本品があれば4ヶ月くらい宅飲みがカバーできる。

つまりウイスキー魔窟の在庫orお小遣いからのウイスキー4本購入額が削減できるというワケ。

 

最近は奥さんの希望で、ちょいビンテージのロックグラスを買ってたり。

ウイスキーもロックで飲みたくなる季節到来なので、肩ヒジ張らない安ウイスキーを「カラン」と言わせて飲むかね〜♪




………飲んだお味はサントリーQ(/ ノε`))♪

 
 
 

まぁ三四郎は以前味見してたので、味の傾向は覚えていた。

昭和後半の時代に若者向けにリリースした「Q」に近いかな?等級表記は1級のお酒。

 

具体的には薄いマスカット味ウイスキー。

ただし三四郎はQよりも原酒率低そうなので、味も佇まいに相応しく『うっすい』わぁ…(/ ノε`))PET売りって旧2級の風情…

 

経年のおかげかアルコールの刺激などは弱く。

サントリーで1〜2級はシビシビ刺激を覚悟するべきですが、存外マイルドなので意外だった。

 

以前飲んだ時に感じた「金属っぽさ」も健在。

ブレンデッドスコッチにもある要素ですが、改めて考えると最近のスコッチには無いよなぁ。

後述しますが、サントリー原酒のうち、ネガティブというか人気がないものを集めて、薄めて売ってたんじゃないか…

 

サントリーウイスキーのメインストリートのラインナップに、この手の味は存在しないんですよねぇ…

 

ラベル通りに晩酌向け普段遣いウイスキー。

ラベル情報の“竹炭ろ過“って「和イスキー膳」で有名なフレーズですが、やはりこの金属味は膳や座と同じ杉樽原酒だろうか?


発売時期も膳1998年、三四郎1999年、座2000年と近い。


最近のものは不明ですが、リリース当初のサントリー杉樽原酒は、言い換えれば山崎原酒(白州蒸溜所稼働前に製造・貯蔵開始)という訳だが…

 

少なくとも原酒はサントリー謹製というのが分かって一安心。

まぁ輸入原酒たっぷりでも、この値段ならありがたい令和6年ですので…

 

 

昭和はウイスキーが斜陽になる時代でもあり。

従来の消費者から、若年層にシフトさせた銘柄を各社が発売します。

特に日本では酎ハイブームのあおりを受け、ウイスキー消費は右肩下がり…

その対抗策としてライトフレーバーのウイスキー「Q」「21」を出したサントリー。

 

YOUTUBEでも当時のテレビCMが確認できますね。




 

Qや21はウイスキー探しでよくお目にかかったので、流通量と人気は伺い知れる。

味がアレなので売れなかったというのもあるけど、ではウイスキーブーム現在ではどうか?というと……好意的に解釈するなら“白州“モルト味なんですが…

 

カナディアンクラブやカティサークを思わせるアッサリ薄味なので、蒸溜所の個性とキッチリ捉える自信がない(/ ノε`;))若者向けとしてなら一応正解なんだろうけどね…



 

前述したネガティブなサントリー原酒のウイスキー。

山崎と違い、白州モルトが主体(と思しき)なウイスキーは、なぜか人気がないorなかった。

 

Q、21、クレスト、エルク、白角、北杜、古樽仕上げ……

 

古樽仕上げと北杜はピュアモルトなので現在はプレミアものですが、他は山崎ネームバリューが無いのもあってか、それほど尊ばれない。

 

バーテンダーおニョ「南アルプスのピュアモルトはどうだい?」

 

2012年頃にいくつかまとまって並んでたわ(/ ノε`))1本買って、後日また買おうと思ってたらお店が閉店してたな……人気がイマイチなのだけは分かった…

 

本品はマスカット白州系原酒を主体とし、グレーンアルコールでジャブっと薄めた印象。

1999年はミレニアム(西暦2000年を記念)とセンチュリー(21世紀を記念)、2つの企画ウイスキーシリーズを出して気を吐いていたサントリー。

逆に言えば原酒が余ってた訳ですやね(/ ノε`))…

 

旧2級ウイスキーブランドはレッドとトリスが控えてたが、他に低価格ウイスキーブランドを立ち上げて、原酒の在庫減らしを図ろうとしたように思える。……それが三四郎だったのかも。

 

以前はトリスと併売して、トリススクエアやトリスエクストラを突如発売したサントリー。

在庫原酒のやりくり苦労が透けて見えた商品開発だったなぁ(/ ノε`))しかも美味しくない…




バーテンダーおニョ「ラベルのお父さんがターゲット層なんだろうね☆」

 

「37度でこの価格なら、家計で買ってもらえるラインだったんだろう☆」

 

「水割りで金属味が消えるし、割って飲むには十分だ☆」

 

発売当初は見向きもされなかったのに、時代が下って価値が見出されるのがウイスキーのオールドボトル(/ ノε`))♪

 

 

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