『キラメキの発想スペシャル』(2018.12.24) 石原順さん
http://www.radionikkei.jp/podcasting/kanshasai/2018/12/player-820181224.html
「バフェット指数」のサイト
https://www.gurufocus.com/stock-market-valuations.php
バフェットが愛用しているのが、「バフェット指数」
その国の上場株式の時価総額を、その国のGDP(国内総生産)で割ったものだ。
バフェット指数=株式市場の時価総額÷GDP×100
バフェット指数がこれほど高いのだから、バフェットは株価を割高だと感じているハズ。
バフェットは、表向きは強気な発言しかしないけど、割高な時期は現金比率を高めている。
本当は 「株価は割高だ」 と考えているのに、常に強気な発言を繰り返しているワケ。
要するに、バフェットの強気発言は、鵜呑みにしてはイケナイのです!
2000年のドットコムバブル崩壊も、150%→75%まで落ちているので、
今回も75%まで落ちる気がする。 つまり、最高値の半値になるということ。
S&P500の最高値が10/2の2940で、12/26は2351。
つまり、まだ20%しか下げていないから、「これからさらに3割は下がる」 と思う。
<下落相場の注意点>
①「株価が半値以下になる」 と言う覚悟が必要。
②1年半から2年くらいかけて、振れながら下げていくので、精神的に耐えられない。
たまに上がって、「ようやく底を打った」 と思わせて、また下がるという絶望の連続。
③下落から1年くらい経つと、景気の低迷が鮮明になり、業績自体が悪化してくるので、
四半期決算の度に苦痛を味い、好業績という心の支えが無くなってくる。
皆、心が折れるから、リセッションを乗り越えられる個人投資家は少数派。
前回、自分は心が折れて、3年間株価を見なかったが、その間に株価が3倍になっていた。
「絶対に株やETFをホールドする!」 という人は、ムリに株価を見ないほうが良い。
自分の心が深く傷ついてしまうと、トラウマになって二度と戻って来れなくなる。
しかし、一番良いのはバフェットのように現金比率を高めて、チャンスを待つことだ。
特に、チャラチャラした銘柄や日本株は、売り払っておいたほうが良い。