SAPシステムは、ドイツのSAP社(NYSE: SAP)が開発したERPパッケージシステム。
ERP(Enterprise Resources Planning) とは、「基幹系情報システム」で、
会計システム、物流システム、販売システム、人事システムなどが含まれる。
日本は技術者が少ないのに、一社ごとにシステムを構築しているから非効率なのだが、
海外では、わざわざ基幹システムを独自開発なんてしない。
SAPなどからシステムを買って、別のカネになる開発に人材+カネ+時間を投資するワケ。
「テラスカイ 東証一部上場」
http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/nms/special/post_167339
テラスカイは、顧客管理ソフト大手のセールスフォース(NYSE:CRM)と業務提携し、
現在ではセールスフォースに関連する事業が売上高の7割を占め、
三菱UFJ銀行など導入実績は3,000件を超える。
つまり、セールスフォースの顧客管理ソフトを導入させて急成長しているワケ。
結局、日本企業が本気で合理化したいなら、海外の優れたシステムを入れることになる。
なぜなら、日本は7割文系で合理性に乏しくなっており、優れたシステムを作れない。
そもそも、「汎用的なシステムを作って他社に売ろう」 という発想ができない。
みずほ銀行のシステム統合では、16年の歳月と4000億円以上をつぎ込んでいる。
海外の銀行が合併した場合は、どちらか一方のシステムを使うのが普通なのに・・・・
20年前まで、日本のシステムは世界一だったが、今は・・・・