スルガ銀、不適切融資1兆円 書類改ざんなど

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO34398450R20C18A8MM8000/?n_cid=NMAIL007

 

スルガ銀行の第三者委員会が実施した調査で、

審査資料の改ざんなどの不正融資が、「1兆円規模にのぼる」 とのこと。

 

スルガ銀行の融資総額は3兆1500億円で、このうち投資用不動産融資は約2兆円。

そして、不動産融資の半分以上が不正融資だった。

 

 

不適切な手法の一つが二重の売買契約書だ。

行内ルールでは融資上限を物件価格の90%だが、

販売業者がスルガに出す契約書の物件価格は実際より高くし、

それを行員がワザと見逃すことで全額を融資していた。

中古のアパートやマンションへの融資でも、入居率や家賃収入などを記載した書類が、

偽装されている事例が見つかった。

空室率が高く、半ば不良化している物件でも、稼働率の高い優良な物件に見せていた。

全てスルガの行員が、業者に指示を出して偽装させていた。

 

第三者委関係者は、「不正融資は投資用不動産融資の過半に達している」 と言ってる。

1兆円規模という報道だが、1.5兆円くらいと想定すべきだろう。

(なぜなら、こういうケースだと、始めは控えめな金額で報道される事が多いからだ)

 

 

 

 

スルガ行員からの「融資の見返り要求」LINE入手 

元従業員と販売会社が激白  「事件の主犯はスルガ銀行だ」

http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1808/20/news044.html

 

 

東芝だって粉飾がバレるまでは、「東芝は日本企業のお手本」 と言われていたし、

スルガ銀行も半年前までは 「地銀はスルガを見習え!」 と金融庁が言っていた。

 

日本企業は不正と忖度が大好きなので、フタを開けると、驚愕の実態が飛び出す。

日本企業は、不正をする社員ほど、評価され、ボーナスが上がるのが現実。

ハッキリって、日本は新興国並に透明性が低い。   (゚д゚)、ペッ