止まらぬ不動産の「負動産」化。 所有者不明の土地面積が九州超え
http://www.mag2.com/p/news/350776
「タダでも欲しくない」不動産が日本中で増え続けている
http://news.livedoor.com/article/detail/14707061/
「2033年には3軒に1軒が空き家になる」 という予測が昨年報じられましたが、
現時点で 「所有者不明の土地」 は九州全土を超える面積に達しているそうです。
つまり、「価値がマイナスの土地」 が急増して登記逃れしている訳です!
近隣襲う竹林…管理限界 相続の80代、資金が底 放棄は法で認められず
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/anatoku/article/413608/
一旦所有すれば、買い手がおらず、所有権放棄も認められない。
だから、固定資産税をずっと払い続ける事になる。
例え子供が相続放棄しても、土地の管理責任は残る為、竹林などの管理義務がある。
一言で言えば、「ババ抜きゲーム」 になっています。
近代以前は、薪や木材や食料を取れるので、山林は貴重な財産だったし、
戦後は住宅が足りず、空き家率が低かったので、地主や大家の立場が強かった。
しかし、少子高齢化するのに異常な程住宅を作った為、空き家率は跳ね上がる予定。
野村総研によると、2013年時点での空家率は13.5%だが、
2023年に21%、2033年に30%、2040年に43%、になる見込み。
2024年には、3人に1人が高齢者になり、
2025年には、75歳以上の後期高齢者が18%を超え、
2033年には、3戸に1戸が空き家になり、
2040年には、自治体の半数が消滅、全世帯の4割が1人暮らしになる。
現時点で、「収益性のない不動産」 は完全に負動産だし、
「過疎化する自治体」 もライフラインと公共サービスが止まるので負動産になる。
この事態は、15年前から予想していたけど・・・・予想が当たっても良い気分にはなれない。
先を読む人は解っていたが、手は打たれず、新築住宅が濫造され続けた・・・・ (´・ω・`)
