第二次シェール革命の行方   - 岡崎研究所

http://blogos.com/article/218703/

 

米国の油価が再び1バレル50ドルを切ったが、その背景には目覚ましい技術進歩がある。
サウジは市場に石油を大量に供給し、油価を引き下げたが、

皮肉にも、米国のシェール産業で 「劇的なコスト削減 と 技術進歩」 がもたらされた。

その結果、産業全体として油価がバレル50ドル以下でも、採算割れにならなくなった。

第二次シェール革命が進行中である

 

 

 

OPEC苦慮、減産延長探る 北米シェール増産で緩む需給 

http://www.nikkei.com/article/DGXLZO16274720S7A510C1FF1000/

 

昨年11月末の総会で合意した、「減産目標の達成率」は一段と改善したが、

一方、シェールオイルの増産などで、2017年の非OPECの石油供給量の見通しを引き上げた。

OPECの減産効果をそいでいるのが、北米のシェールなどの増産だ。

 

 

 

原油価格急落の原因を作ったサウジアラビア副皇太子

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/49973

 

ドライブシーズンで大幅減少するハズのガソリン在庫が3週連続で増加しています・・・・

自分は、サウジの減産戦略の大失敗は予想していました。   (`・ω・´)キリ 

OPECが減産しても、米国のシェール業者は増産するのは当然ですから。

 

 

以前、原油安に誘導して、米国のシェール業者を苦しめたせいで

 「技術革新による採掘コスト減少」 と 「確認埋蔵量の増加」 が発生した。

これをサウジは予想していなかった。

 

 

さらに原油価格が下がれば、サウジ・ベネズエラなどに内紛が起こり、不安定になるでしょう。

原油安で混乱しているベネズエラの国営石油会社は、デフォルトの危機に直面しています。

そういう地政学リスク・財政破綻リスクでしか原油は上がらないと思います。

 

 

どちらに転んでも、勝つのは米国のシェール業者で、長期的には原油安でしょうね  (-_-;)y-~

サウジはいずれ破綻するでしょう。