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中国発の世界同時不況になる可能性は低い
http://www.newsweekjapan.jp/kaya/2015/09/post-2_1.php


中国は輸入した素材を加工し、輸出する加工貿易の国であり、最終製品を購入する国ではない。
世界経済の中で、もっとも豊かで、大量に製品を購入しているのは米国であり、
最終的には米国の消費が世界経済の行方を決定することになる。



まあ確かに、中国は内需移行できていないので、消費は比較的少ない。
でも、最近まで高級車の半分は中国で売れていたし、インバウンド消費を見ても中国人の購買力は強力だ。


中国の建設・製造が減った影響で資源国の経済は大打撃となっている。
米国が利上げに踏み切れば、新興国からさらに資金が流出するのは既定路線。
さらに、中国の切り下げも拍車を掛ける。


中国が世界不況の起点になる可能性は、十分あると思う。
それでも、米国は 「比較的」 ダメージを受けにくいはず・・・・
結局、一番マシと思えるものに掛けるしかない。