ジャンプ
バフェット: 素人は 「流動性の呪い」 に注意を!
「農場や集合住宅だったら何十年でも保有していられるのに、大量の株価情報を見せられると大慌てするのはよくあることだ。
流動性は文句のつけようのない恩恵であるのに、こういう人々にとっては呪いへと変身してしまう」
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-N1IM0D6JIJVE01.html


米国で証券会社が好成績の投資家を調査すると、「株価を忘れている人」ばかりでした!
右肩あがりの米国でも、頻繁に株価を見る人は、株価のボラティリティ(変動)に操られてしまうのです。 


騰がった週はOKだけど、下がったらこの世の終わりのような恐怖に襲われるのです。
「流動性の呪い」 と言うよりは 「ボラティリティの呪い」 と言ったほうが良いと思います。


真の投資家はボラティリティー(価格変動率)を歓迎する。
【バフェット】


途中にぶれがあっても長期的に15%を稼ぐ方が、安定して12%を稼ぐよりもずっと良い。
【バフェット】



ボラティリティが大きいと危険だ、という思想もあるけど、
長期投資家にとっては、 「ボラティリティは大歓迎!」 なんです。


相場の暴落を怖がる人が多いけど、なんで怖いの?
(モメンタム投資など)チャートに基づいた投資なら、当然ロスカットするし、バリュー投資家は売らずに、待ちます。
(個別企業の業績悪化は怖いが)市場全体の下落は、「いずれ戻る」 ので安心して良いのです。


自分のスタイルが決まっている投資家は、相場の下落は怖くないのです。

さらに言えば、兼業投資家なら、10年でも回復を待てるのですから!