スタート
前回、バリュー投資の第1世代は長期投資ではなかった事を書きました。
自分は、フィッシャーとマンガーが 「バリュー投資の第2世代」 の先駆けだと考えています。


【フィリップ・フィッシャー】 の売却ルール  (グレアムと違い長期保有が前提)
  ①最初の株式購入時の判断が誤っていた場合 。
  ②環境・企業の変化により買うべき企業の条件を満たさなくなった場合。
  ③もっと有望な企業を発見しそちらに乗り換える場合。



そこそこの企業を割安で買うより、優良企業をそこそこの価格で買って、長期保有した方がいい。
【チャーリー・マンガー】



バフェットはグレアムに師事しましたが、
フィッシャーとマンガーに影響されて30代で投資方法を大きく変えました。
低PBRを重視する 「ボロ株投資」 よりも、
優良企業を長期保有したほうが儲かることに気付いたのです!
低PBR主義 → 高PBR・高ROE主義への大転換・・・そこからバフェットの伝説が始まる訳です。


大きなキャッシュの利益を生み、そして大きな設備投資を必要としない企業を探せ。
【チャーリー・マンガー】



稼ぎが同じならば、大きな設備などは無いほうが良い! ・・・これは逆転の発想でした。 Σ(・ω・ノ)
優良企業は、倒産しないのでPBR(解散時価値)なんて無視していいんです。
優良企業に投資することで、グレアム流と違って倒産の心配もなくなりました。


最近、竹田和平さんが 「低PBR信仰」 から 「高PBR・高ROE主義」 へ大転換しましたね。
個人的には、 「低PBR」 で 「長期投資」 なんてナンセンスだと考えてます。
ボロ株に長期投資するのですから・・・・最悪です!    
 (´Д`;) 
インデックス投資や銀行預金の方が、ずっと良いです。
(高度成長期は、倒産さえしなければ、なんでも儲かったのでしょうけど)



一言で言えば、「長期投資は進化したバリュー投資」 なのです。
後日、 「グロース投資とバリュー投資の違い」 について書きます。