明けましておめでとうございます
更新滞る辺境のブログに
お立ち寄りくださる皆様
ありがとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
こんにちは。
滋賀県守山市・草津市の
ピアノ教室
『音の広場 Felice 』です。
(おとのひろばフェリーチェ)
数あるブログの中
ご訪問くださり
どうもありがとうございます。
ご縁に感謝致します♪
今年の正月三が日は
良いお天気で良かったですね。
大人の皆さんは
4日が仕事始めでしたが
お子さん達は
10日から3学期開始となり
今年は長い冬休みで
うれしいですね。
冬休みを楽しんでください!
少し時間を巻き戻しますが
我が家の年末30日の夜は
なんとNHK三昧でした。
『未解決事件』と
『映像の世紀バタフライエフェクト』
とても見ごたえがありました。
『バタフライエフェクト』は
「ロックが壊した冷戦の壁」
というテーマで
私自身ロックミュージックは
中学時代に友達が
ボン・ジョヴィのファンで
一緒に聴いていましたが
ロックはそう好みではないので
番組が始まってすぐ
お湯はりを始めて
お風呂に入るつもりでいたんです。
どころが
どんどん引き込まれで
最後まで観てしまいました。
見逃し配信をしているので
ご覧になってない方は是非!
(私はNHK信奉者ではないですが)
↓↓↓
とても心に響いたところ
二つを少しご紹介します。
うろおぼえだから
多少の違いは
ご容赦くださいね。
一つ目は
劇作家でビロード革命後
チェコスロバキアの大統領となった
バーツラフ・ハヴェルが語った
「音楽だけで世界は変わりません。
しかし人々の魂を呼び覚ますのものとして、
音楽は世界を変えることに
大きく貢献できるのです」
という言葉。
二つめは
ドイツのアンゲラ・メルケル前首相が
退任式で軍の音楽隊による送別曲に
旧東ドイツの歌手ニナ・ハーゲンの
『カラーフィルムを忘れたのね』
を希望したこと。
この歌の歌詞は
彼氏がデートの時に
カメラのカラーフィルムを
忘れてしまったから
せっかくの景色も思い出も
白黒になってしまった…と
女の子が嘆いているもの。
この歌詞には
ドイツが東西に分断され
東側は色彩のない
白黒の世界になってしまった
と東ドイツ政府への
批判が込められています。
当時
社会主義国家の東ドイツでは
歌詞も検閲の対象だったので
歌手のみなさんは
ダブルミーニングの手法を
用いていたそう。
東ドイツの国民は
この歌詞の裏の意味を
理解して大いに支持し
東ドイツの国民の
二人に一人は歌える
大ヒット曲だったそうです。
クラシック好きな
メルケル前首相が
パンクのヒット曲を
リクエストしたことには
記事を読んで驚いたけれど
私達日本人にとっては
アメリカから押し付けられ
当たり前になっている
民主主義が
東ドイツ出身の
メルケル前首相にとって
民主主義というのは
苦労して勝ち取ったもので
本当に大切なものなんだな
と、この番組を観たことで
理解することができました。
ビートルズ
ニナ・ハーゲン
ベルベットアンダーグラウンド
デビット・ボウイ
その他
社会主義国家で
弾圧されていた歌い手さん達
皆さん
自分の心からやりたい
音楽をしていた
そのエネルギーが
冷戦の壁を壊した。
本当に凄いことです。
そういう時代だったからこそ
ロックが生まれたのだな
とも納得しました。
今も世界では
戦争や分断が起こっています。
私が音楽で何ができるか?
と考えてみましたが
情けないことですが
なにも思い浮かびません。
でも
『心からの表現』は続けていきたい
と思いました。
最後までお読みくださり
どうもありがとうございました。