初めてお越しくださった方へ
まずはご挨拶⇒[はじめまして♪]
こんばんは。
滋賀県守山市・草津市のピアノ教室
『音の広場 Felice (フェリーチェ)』です。
数あるブログの中、ご訪問くださり
どうもありがとうございます。
ご縁に感謝致します♪
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読者登録をしてくださる方には
感謝の気持ちでいっぱいです♡
いよいよ2019年もあと数時間ですね。
私は年末までに定期検診で
いくつかの病院を受診しました。
処方していただいた薬を受け取りに
調剤薬局へ行った際に
ある患者さんと薬剤師さんのやり取りが
とても気になりました。
患者さんが薬剤師さんに
こんなことをおっしゃっていました。
「前回処方された薬を服用したら
湿疹ができた
先生にそのことを話したが
また同じ薬が処方されている。
前回処方された薬は
湿疹ができてから服用をやめたから
ほとんど残っている。
インターネットで調べたら
その薬にはいろんな副作用があるようだ」
薬剤師さんは
「この薬で湿疹の副作用は聞かないので
おそらく他の要因で湿疹ができたと
先生はお考えになり
再び処方されたのだと思いますよ
湿疹のことも踏まえて
処方されていると思いますし
きちんと飲んでみてくださいね」
と答えておられました。
こういう患者さんを
よくお見かけするのですが
私はいつも心の中で
下記のように突っ込んでいます。
「それって薬剤師さんに
言うことではないよね。
先生に直接言いなよ。
前回の薬が原因で湿疹ができた
と思うのなら
違う薬を出していただくよう
先生にお願いするか
その薬で湿疹が出ないことを
自分が納得できるまで
きちんと先生に尋ねるべきじゃないの?
薬剤師さんに言っても
薬を変えてもらえるわけでもないし
だいたい湿疹が出た段階で
医院に電話して服用を続けて大丈夫か?
尋ねりゃいいでしょ。
自己判断で薬を中断していたら
なんのために受診しているのか...
病院へ行く意味ないよね。
それならドラッグストア行けば?」
医者まかせにしないで
きちんと自分の体のことを調べることは
とても大切なことですが
先生に言ったり、聞いたりするのは
畏れ多いことだと
先生が気を悪くするのではと
思ってしまわれるのでしょうか?
自分の疑問を先生には聞かず
インターネットで調べたり
薬剤師さんに尋ねる。
ちょっと違うんじゃないでしょうか?
今はセカンドオピニオンの重要性を
よく言われますし
家電などですと
なんでも一つのお店で決めず
何社か見積りを取ることが常識ですが
こういう医者のかかり方をしている人が
病院ジプシーするんだろうなぁ...
と思ってしまいました。
最近
私の指導者仲間が
生徒さんのためにしていたことを
保護者さまに理解してもらえず
生徒さんが教室を辞めていったことを
嘆いて私に愚痴っていました。
「Hitomiさんはそういうことがないから」
八つ当たりされてしまいましたので
「そんなことないよ
私だってあなたのような経験してるよ。
生徒さんが『できた!』を実感して
喜んでくれていても
保護者さんが
それを理解・実感できていなければ
教材を早く終らせることを望む方ほど
生徒さんは教室を退会していくよ。
『ホントは辞めたくないんだよね』
生徒さんはコソッと私に耳打ちするけど
お金を出すのは保護者さんだから
こればかりは仕方ないよね」
とお話ししました。
音の広場Feliceでは
生徒さん・保護者様と話し合いの上
よりよい方向性を提案します。
私の提案は長年の経験の上で
一番よいであろう方法をお話ししますが
これは決して強制ではありません。
お稽古の主人公は生徒さんですから
私の提案する方法が嫌なら
一緒に話し合って
別の方法を探っていきましょう
と生徒さん・保護者様との
話し合いを大切にしています。
それでも!
「先生からの一方通行ではなく
話し合ってよりよい方向性を
探っていきましょうね」
と私が申し上げても
それをしようとしない方もおられます。
自分の望む言葉をもらえないと
もうここは違う
自分の望む教室ではない
と思ってしまわれる。
それでは前述の患者さんと同じです。
インターネットや周りからの情報を
鵜呑みにして不安になって
すぐにジプシーしてしまわれるんですよね。
インターネットの情報は
ほんの一部分にしか過ぎません。
それを鵜呑みにして
不安になったり
その情報が正しいと思い込んで
その情報が正当なのかもわからないのに
インターネットと同じことを
言ってくれる人を探す。
今の世の中
インターネットで調べたら
すぐに情報が出てきて
とても便利ですが
一方でコミュニケーション不足を
生み出しているのではないか...
と私は危惧しています。
お医者さんもピアノの先生も
人間ですから
相性というものがあります。
感覚的に合わないなと思ったら
そこからさっさと離れるのも
確かに一つの手ですが
自分にとって
心地いい言葉をくれる人ばかりを
求めてはいませんか?
心地いい言葉をくれる人が
あなたにとって“最善”
とは限りません。
自分の欲しい答えをくれる人を
探すばかりでは
ジプシーが続くだけです。
私はいくつか持病を抱えており
様々な病院を受診していますが
いろんなお医者さまがおられます。
ん~?とひっかかったり
「先生ちょっとデリカシー!」
と言いたくなる先生もおられます。
それでも
尋ねたことにきちんと答えてくれる
私の体のことを考えてくれる方なら
私は受診を続けています。
先生との付き合い方次第で
自分の納得いく受診とすることも可能です。
自分が納得できる受診となるよう
自分の納得いく回答が得られるよう
お医者さまと対話の中から
その先生の傾向を見極めつつ
その先生に応じたコミュニケーションを
きちんと取ることが大切です。
ピアノのレッスンも同じではないでしょうか。
生徒さんのことを考えて
ご指導くださる先生なら
きちんと話を聞いてくださる
相談にのってくださる先生なら
話し合う方がいいと思いますよ。
お子さんがある程度の年齢になれば
自分の気持ちをきちんと先生に伝える
先生とのコミュニケーションも
お稽古を通しての学びです。
先生も生徒さん・保護者様も
お互い相互理解のため
よりよいレッスンのために
話し合うという努力を
怠らないようにしたいものですね。
年末に苦言のようになってしまい
申し訳ありません。
最後までお読みくださり
どうもありがとうございました。
どうぞよいお年をお迎えくださいませ。