音譜初めてお越しくださった方へ

まずはご挨拶[はじめまして♪]

 

 

こんばんは。

滋賀県守山市・草津市のピアノ教室

『音の広場 Felice (フェリーチェ)です。

 

数あるブログの中、ご訪問くださり

どうもありがとうございます。

ご縁に感謝致します♪

 

記事をお読みくださる方

いいね!&ペタしてくださる方

読者登録をしてくださる方には

感謝の気持ちでいっぱいです♡

 
 

 

前回の更新から

随分時間が経ってしまいました。

 

実はMRI検査を2回受け
初めて造影剤を使った検査だったので
非常に緊張しました。

プライベートでバタバタしていたので
ただでさえ少ないブログの更新ですが
全く更新する余裕がありませんでした。

もうポピュラーになりつつある病気で
しかも良性疾患なので公表しますが
私は子宮内膜症を患っています。

ここ数年、ホルモン療法を勧められ
お医者さまに「ここを見て勉強してね」と
あるホームページを紹介されました。

しかし
そこには勧めてくださった方法について
ネガティブなことが書かれてあり
オススメしないと書いてあったのです。

私は大学生のころ
卵巣嚢腫で手術を受け
それ以来大きな病院にかかっています。

自分の体のことは、人貸せではダメ。
自分で考え、判断しなくてはならないのも

もちろん理解できます。

しかし
「インターネットで勉強してね」
というお医者様の言い方に

疑問を感じてしまい

 

また担当の先生がよく変わることも嫌で
もともと手術前に通っていた
かかりつけの婦人科へ相談に行きました。

その結果
なるべく長く同じ先生にかかれる
別の病院を紹介していただくことになり
検査結果次第で
これからの方向性を

探っていくことになりました。
 

 

話はピアノに変わりますが
10月も体験レッスンやご相談
ワンレッスンのお申し込みをいただき
さまざまなお子さん達と
レッスンさせていただきました。

10月だけのことではないのですが
去年からずっと気になっていることがあり
文章にしておきたいと思います。

それは

音楽の知識が不充分なお子さんに
まだ教えてもらっていないことを
(先生がまだ教えていないことを)
「~をやってきなさい」「調べてきなさい」

 

できるようになるための

練習方法も伝えずに
「できるようにしてきなさい」と
お子さん・保護者様におっしゃる

指導者様がいらっしゃる…

ということです。

ドリルをやるにしても、説明もなく
答えあわせも保護者様任せ。

お子さんがわからないことは
保護者様が調べて当たり前。

お子さんがわからない場合
保護者様が調べておられますが
専門家ではないお母様では

わからないことだっておありです。

 

お子さんに説明しきれず
お子さんは結局わからないまま
進んでしまっている状況におられます。

先程の私の病気のこともですが
自分のことは、自分でも調べて
最終的に自分で判断しなくてはなりません。

ですが専門家でない限り
プロの方にきちんと説明してもらわないと
詳しいことまではわかりません。

お稽古において
保護者様のサポートは

確かに必要です。

専門の道に進む生徒さんなら
「自分で調べなさい」
「~できるように、自分で考えてきなさい」も
ありでしょう。

 

(でも専門に進む子だって

最初は教えてもらってますよ)


楽しみで習っている生徒さんには
基礎的なことは

きちんとかみ砕いて
説明してあげることが
必要ではないでしょうか。

保護者様がピアノ経験者の場合
家でお子さんに教えて当たり前と
思っている指導者様も
いらっしゃるようですが

 

それって『親のサポート』

とは言わないですよね。
本来は先生の仕事ではありませんか?

この前ワンレッスンで
曲のイメージを高めるために
「調性判定をしますか?

わかるかな?大丈夫?」
とお子さんに尋ねた時に

保護者様が
「それは(師事している)先生に
(やるよう)言われてないので
(わからなくても)大丈夫です」
とお答えになられたことは
非常にショックでした。

先生にあれこれ

「やってきなさい」と言われすぎて

いらっしゃるのかもしれません。

「先生に言われるからやる」のではなく
本来よりよい演奏にするために
作品を理解するために
様々な取り組みをしていくんですよね。

「あれをやってきなさい」
「これをやってきなさい」

ばかりのレッスンは

本当の意味で

生徒さんの自主性は育つでしょうか?

生徒さん(保護者様)が
指示待ち人間になってしまいかねない
のではないでしょうか。

結局保護者様が調べていたら
お子さんが自力でできるようには
ならないのではないでしょうか?

もし先生が

生徒さんに説明していたとしても
生徒さんの身についてないなら
説明が足りていないということです。

ただ説明して終わりではなく
生徒さんが身につけられるまで
レッスンの中できちんと指導することが
大切ではないでしょうか。

基本を身につけられて
初めて自力でアナリーゼなど
取り組んでいけるようになるわけです。

生徒さんが基礎を身につけることを
レッスンで教えていくのが
指導者の本来の仕事です。

「楽譜をアナリーゼすることは
家を建てる時の設計図を
読むことと同じなんだよ
設計図をきちんと読まないと
どのように家を建てるかわからないし
きちんと家を建てられないよね。

楽譜=設計図の読み方がわかれば
曲のことや作曲家の考え方がよくわかって
音楽が楽しくなるし
楽にピアノが弾けるようになるんだよ」

とお話しすると
お子さんとお母様は

「なるほど~」と目を輝かせておられました。

ご自分の力不足を嘆く

保護者様もおられました。
しかしそういう方に限って
一生懸命インターネットで調べておられます。

本来指導者が
保護者さまにお願いしたい
お子さんへのサポートとは

 

お子さんが新しい取り組みや
技術の克服に必要な練習で
難しさや、すぐにクリアできないことで
お子さんが前向きになれないとき

 

『励まして応援してあげてください!』
ということ、それだけなのです。

音の広場Feliceは
基礎をしっかりレッスンし
生徒さんがわかるまで
きちんと身につくまで

根気強くアプローチし続けます。

わかるようになると
できるようになると
楽しいですよね♪

生徒さんがわかるようになるため
基礎を身につけるレッスンをすること
できるようになるため
道筋を照らしてあげるのが
指導者の仕事です。

私は常々

わからないということを
恥ずかしいことと思わずに
わからないことは
遠慮なく私に尋ねるよう
生徒さんに言っています。

できないことを
できるようにするために
取り組むのがレッスンです。

生徒さんがきちんと

音楽の知識や技術
基礎力を身につけ

 

将来一人で曲を理解し
音楽を楽しみ

自由に演奏できるように

 

生徒さんの身につく内容の

レッスンをしていきたいものだなぁ
つくづく思いました。

最後までお読みくださり

どうもありがとうございました。