初めてお越しくださった方へ
こんばんは。
音の広場~Felice~(フェリーチェ)
Otohitoです。
数あるブログの中
ご訪問くださり
どうもありがとうございます。
ご縁に感謝致します
記事をお読みくださる方
いいね!を押してくださる方
感謝の気持ちでいっぱいです
明日は月一回診ていただいている
漢方内科を受診する日。
とっても穏やかで
丁寧に診てくださるドクターS。
クラシック好きな方なので
診察後、混んでなければ
演奏会や最近購入されたCDなど
音楽のお話しで盛り上がります。
「Otohitoさん、これ知ってる?」と
ご自分のコレクションを
貸してくださることも…
ありがたいことですm(_ _ )m
以前は
カール・リヒター氏の
バッハ:ブランデンブルク協奏曲の
DVDをお借りしました。
先生のお好きな作曲家は
バッハ・ブルックナー
やっぱりお医者様は
理系な感じですね。
演奏家のタイプは
カラヤン氏が大好き
フルトフェングラー氏は苦手
演奏スタイルも
昔の演奏家より
現代の演奏家を好まれます。
バッハがお好きとのことで
私が一番好きなピアニスト
ディヌ・リパッティ氏の
バッハのCDをお貸ししたら
「なんか違和感あるわ~
この方は専門の人達の間では
評価されてるの?」
と言われてしまったことも…
(先生…リパッティは
すごいピアニストなんですよ)
昔の演奏家のスタイルには
違和感をお感じになるご様子。
昔の演奏でも
コルトー氏とギーゼキング氏では、
スタイルが全然違いますし
一概に『昔のスタイル』と
ひとくくりにはできないのですが…
ピアニストだと
マルタ・アルゲリッチ氏
マウリツィオ・ポリーニ氏が
お好きなドクター。
先生がお若い頃
バリバリ活躍されていた両氏
彼らが先生の中で定番なのでしょう。
最近の若いピアニストは
綺麗で上手だけど
訴えかけるものが少ない
と感じておられるようです。
そう幅を狭めないで
いろんな演奏スタイルを
楽しんでもらえたらなぁ…
そこで、こちらのCD2枚を
先生にお貸ししました。
『シューベルトの即興曲』を
私の恩師ピアニストの
山根弥生子氏と
アブデル・ラーマン・エル=バシャ氏
で聴き比べ
山根先生は
いかにもドイツ的な演奏。
豊かな語り口で引き込まれます。
一方、エル=バシャ氏は
仙人のような演奏なのです。
彼のリサイタルは
何回か聴いていますが
演奏する時の姿勢も常に
背筋をスッと伸ばして
瞑想しているかのよう。
情熱的なところも
クライマックス部分も
この姿勢が崩れません。
全く演奏スタイルが違う両者。
でも
私は両方大好きな演奏です
「好みはおありでしょうが
全くスタイルが違うので
聴き比べると面白いですよ」
と言ってお貸ししたのですが
楽しんでいただけたようで
先生は「面白かった」
と言ってくださいました
人間好みはありますから
あえて嫌いな演奏を
無理して聴くことはありません。
しかし
Aさんはこういうアプローチなんだな
でもBさんは全く違うアプローチだな
などなど
聴き比べてみると
好みの演奏でなくても
新たな発見があったりします。
それが面白い・楽しいのです
いろんな解釈・演奏があっていい
芸術には
人種・国籍・文化・宗教の壁はない
本当に素敵なことですよね
明日は
ドクターがお好きなブルックナーで
聴き比べていただこうと思っています(笑)
『ブルックナーの交響曲第5番』
オイゲン・ヨッフム氏指揮
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
VS.
クリスティアン・ティーレマン氏指揮
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
私は両者共に
好きな演奏なのですが
(特にティーレマン氏は
昔ベルリンフィルの定期演奏会で
ブルックナーを振った時は
本当に素晴らしかった)
さぁ先生はどうお感じになるか
楽しみです
最後までお読みくださり
どうもありがとうございました。