こんにちは。
音の広場~Felice~(フェリーチェ)
Otohitoです。
ブログにお立ち寄りくださり、
長々とした文章をお読みくださり、
ありがとうございます
いいね!を押してくださる方には、
感謝の気持ちでいっぱいです
今日は、
教室の移動途中に作成した
文章になりますので、
誤字脱字があるかもしれません
ご容赦くださいませm(_ _ )m
今週、生徒さん達は発表会の曲を、
頑張って取り組んでおられます
そこで今日は、
発表会の曲選びについて、
お話ししたいと思います。
普段のレッスンでも、発表会でも、
「弾きたい曲があれば言ったらいいよ」と、
生徒さんにお話ししていますが、
結構、「先生におまかせします」
タイプの生徒さんが多いです(笑)
小さなお子さんの場合、
音符を読むトレーニング段階の生徒さんには、
こちらで選曲させていただいていますが、
ある程度、
楽譜をスラスラ読めるようになり、
両手で弾くことがスムーズになったら、
何曲か提案して、その中から、
生徒さんが「弾いてみたい」と思われる曲を
選んでいただくようにしています。
中学生以上の生徒さんには、
「この曲を取り組むと、
こういうことが身に付いて上達するから、
この曲をやってみましょう」
と提案することもあります。
選曲の基準は、
生徒さんの個性・進み具合に応じて、
様々です。
生徒さんの良いところを伸ばすために、
生徒さんが好むタイプ・得意とするタイプの曲を
選ぶこともあれば、
生徒さんのテクニック向上を狙って
選ぶこともあります。
生徒さんの表現や音色の幅を広げるため、
あえて得意なものとは反対のタイプの曲を
選ぶこともあります。
とは言いましても、
生徒さんが気づいておられない、
生徒さんの内に潜んでいる、
本来持っておられる一面を、
引き出すことを目的に
選曲することの方が多いです。
以前、「先生、私にはこの曲はちょっと…」
とおっしゃった生徒さんに、
「そうね。
あなたが、この曲に対して不安な気持ちは、
十分理解できるよ。
でも、あなたの表現の引き出しを増やす、
あなたの幅を広げることを狙って、
今年は、あえて冒険する方向性なのよ。
自分の可能性を信じてみてごらん。
どうしても嫌なら、
途中であなたの得意なタイプに変えるから、
もうしばらく取り組んでみない?」
と言ったこともあります。
生徒さんは、立派にやり遂げ、
見事自らの引き出しを増やされました。
ピアノの鍵盤は、白と黒でできていますが、
白は黒があってこそ、
白さが引き立つというものです。
自分にとって心地よいタイプとは、
異なるタイプの曲を経験することで、
自分の表現を、より進化・深化させる
ことができます。
様々な曲を体験することで、
変化・成長していけると言えるでしょう。
もちろん、
人間好みがあって当たり前。
一番大事なことは、
自分がどうしたいのか?
自分の気持ちです。
でも………
私達は様々な可能性を秘めています
(そのはず)
音楽は、噛めば噛むほど味が出る
ことも、よ~くあります。
食わず嫌いはもったいないですよ
最後までお読みくださり、
どうもありがとうございました。