標語ってご存じですか?・・・・
標語とは「主張・信条や行動の目標」を簡潔にしたもので一般的には信仰の対象が元になっているようです。
ちなみに日本やイタリアは標語を持たない国だそうで、アメリカは「我は神を信ず」イギリスは「神と私の権利」とあります。これは社会の基盤的な指標と言うべきもので、その背景には「エントロピーの法則」という現象があって「社会は時間の経過ととも秩序は変化していく」という前提で原点に戻る指標となるものが標語に記されている事のようです。
この話のには「自由」という価値観から秩序の変化が生まれ「平等」という秩序を変えてしまうという事。「自由」と「平等」は実は相対するもので互いに綱引きをするようなものなのかもしれないですね。
百円ショップの草分けの「ダイソー」の創業者である矢野博丈(やの・ひろたけ)氏が2月12日にお亡くなりになられたようです。ダイソーには僕の愛用品ありまして、耳栓や髭剃りは利用何十年になるのかな・・・。
創業者については知ることなく今まで利用していたのですが、デフレの寵児(ちょうじ)と称される事もあったダイソーですが原価が98円でも100円で売り続ける商品があった程のお客様第一の追及があったようです。「安物買いの銭失い」という言葉がありますが、ダイソーの商品でそれを感じた記憶はなく、矢野さんの商魂には感服する思いです。
「矢野さん、お疲れ様でした。そして、ありがとう・・・」しかし、原価が98円で100円の商品が何なのか気になりませんか・・・・
昨年、未成年のSNS利用のリスクをテーマにしたフランスのテレビドキュメント番組を視聴したのですが、配信事業の元制作スタッフのコメントではSNSに中毒性がある事を承知の上で制作されているとしていました。
最近は米国でも「SNSは有害」と警告する動きが出てきているようです。ニューヨーク市長は市の保健精神衛生局がソーシャルメディアを公衆衛生上の危険をもたらす「有害物質」としてTIKTOK、YouTube、Facebookを名指しで批判し、使用時間の制限や通知機能の設定変更を推奨しているようです。フロリダ州では16歳未満のSNS利用を禁止する法案が出ているそうです。これらには当然反発もあり「表現の自由」を抑圧するものとして反対もあり、企業側の自主規制の動きなども加わって先行きはまだ不透明のようです。
これらの背景には匿名、不特定多数による誹謗中傷による被害や終える事の出来ない中毒性らが問題があるのですが。中毒性については僕の子供時代のゲームセンターについては覚えがあります。しかし悲しいかなゲームセンターではお金が無くなったら終わりなのです。やがて子供たちのゲームもDSから携帯と進化していき、限りなくエンドレスに近い状態になっていき生活に支障が出る子供たちが増えたのも当然でしょう。YouTubeは18歳未満の若者から2022年に計110億ドル(約1兆6千億円)近くの広告収入を得たそうです。この動きは未来に何をもたらすのだろうか・・・・
最近よく見かけるスパンコールのボディースーツ姿でギターを手に力強く歌う姿の写真は2月に4日間連続の東京ドーム公演で来日していたテイラー・スウィフト。
グラミー賞で史上最多の4度の最優秀アルバム賞を取っている実績に加えて、社会的な影響力という事でも何やら米国を中心にただならぬ存在感を持つ女性アーテイストだというようなのです。2006年デビューでカントリーシンガーからスタートした彼女の歌には強くまっすぐなメッセージが込められていてファンの心を強くつかむようだ。カントリーを歌う若手の女性アーティストという何度か耳にした事がありましたが、あのスパンコールの立ち姿とは繋がりませんでしたね。
僕の北欧のイメージは社会福祉が盤石で裕福でなくとも生活に強い不安がないような暮らしがあるというイメージがあります。デンマーク、面積は九州程度で人口は600万人弱なのですが、国際競争力、デジタル競争力、ビジネス環境は世界トップクラス{国際競争力 1位(2年連続・2022〜2023年)デジタル競争力 1位(2022年)今後5年間のビジネス環境 3位(2023年):IMD(国際経営開発研究所)}。
物価は高くてサンドイッチ&カフェラテで約2,500円もするそうですが最低賃金ラインも時給約2,500円だそうです。税金は高くて消費税も25%でおおよそ給料の約半分を税金で納める事に、しかし医療費、教育費無料でその他福祉充実ときたもんだ。
日本のここ2年の国際競争力は34位、35位と中堅位置のようですが、日本とデンマークの差がどこにあるのかというとビジネス効率性の"良さ"らしいのです。
日本は顧客への配慮を優先して新しいシステム導入について慎重で時間を掛ける傾向があるのに対してデンマークは古いシステムをバッサリと切り、新しいシステム導入が早いようです。この点は中国を彷彿させる気もしますが、デジタル化も早く「キャッシュレス化」から「カードレス」で「モバイルペイ」。健康保険証や運転免許証もスマホのアプリで済むようになっているようです。デンマークの首都コペンハーゲンは「世界一の自転車都市」と言われ「環境に優しい街づくり」という理念のもとCO2排出量削減を推進しているようなのです。国民にとってそれが理想的なのかどうかは分かりませんが何とも素晴らしいことに思えます。日本の未来の少子高齢化、人口減少も高齢者の生産性の向上だったり、縮小に伴い効率性を向上させるなど、社会縮小をメリットで考えたら良い事も多いのではないかと思いますね。
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