今年は世界人口の半分が投票できる「モンスター選挙年」だそうです。

世界人口上位のインド(1位)、米国(3)、インドネシア(4)、パキスタン(5)、バングラデシュ(8)、ロシア(9)、メキシコ(10)。中でも世界で最も注目されるのがアメリカ大統領選でしょう。共和党のトランプ氏が出てくるのか?一方の民主党からは現職のバイデン大統領が候補者になるのか・・・・

そしてプーチン大統領の再選は色濃いようですが、仮にトランプ政権が誕生したとしたらアメリカとロシアの関係やウクライナ支援、パレスチナ問題で世の中はどう動くのでしょうか。

前回のブログでは大胆にも人間という種族のマナーの低さを指摘しましたが、権力はあるべきところには必要なのだと思います。しかし権力が多くの犠牲者を出したらそれは諸悪の根源にしかならない。

 

 

 皆さんのお住まいの地域でも「空き家問題」があると思いますが都道府県別でみると山梨、和歌山、長野県は空き家率が最も高いレベルだそうです。数で言えば圧倒的に東京都、そして地域でみると世田谷区。なんとなくわかる気がします。都内でも古くから住宅街が出来た地域というイメージがありますね。世田谷区をバスで移動すると道はあまり広くなくて古くからの街並みを感じる事も多いです。世田谷区の空き家は約4万9千戸で和歌山県全体の半分程度の戸数ですね。

現在、日本全体の統計では7軒に1軒が空き家で十数年後には3軒に1軒の比率になると野村総合研究所の「日本の総住宅数・空き家数・空き家率の予測」からのデータに示されているようです。ゴミ屋敷という住宅問題も知られていますが空き家に関するクレームも増加傾向にあり、その矛先は行政機関です。所有者に対しての助言から指導、行政代執行として除去を行う事もあるようですが、なししろ空き家数やクレーム数に対応できる人数が追いつかない状況で一職員に大きなエンドレスな負担が掛かるという状況のようです。

十数年後には両隣のうちのどちらかが空き家になる時代が来るという。これも日本社会の都市計画のマナーの低さから来るのでしょうか・・・・・

 

 

 1997年と98年に二度バーリトゥードで対戦したヒクソン・グレイシーを高田延彦が今年の1月28日の米国カリフォルニア州ロサンゼルスに柔術家として訪問したとのニュースを読みました。

二度の戦いはいずれもヒクソンの勝利で高田延彦は様々な経緯を経て柔術の門を叩いたという流れなのです。

ヒクソンの格闘家からの評価は様々です。ヒクソンは最強ではないと言う猛者も少なくないでしょう。しかし格闘家が常に勝ちのイメージを持つのは当然の事としても心技体で評価をした場合ヒクソン以上に信用できる格闘家はそうはいないと僕は思います。この‟信用”とは心技体がバランスを成して相乗効果を出せる力が信用できるという事でしょうか。フィジカルの強さを言ったらキリがありません。しかしヒクソンの心技体は信用できるという事なのです。

「負けの殆どは自滅によるものだ・・・」というある著名な勝負師の言葉にハッとした事があります。それが勝負の本質の全てを物語っていました。

ヒクソンと再会した高田氏はとても充実した時間だったようです。同じく大一番でヒクソンと対峙した船木氏も訪ねたらいいのにと勝手に思いました(笑)

 

 

 日本酒が海外で良い評価を受けている話は最近ちょこちょこお聞きする事はあります。

十数年前によくお付き合いしていたコミュニティFMラジオのプロデューサーの所に日本酒メーカーの売り込みがありまして何度か飲酒した事を思い出しました。

その時のお酒はロゼワインのような薄いピンク掛かった色目で飲みやすい飲み口でしたが麹風味を感じるこのSAKEが視覚的効果で若い世代に魅力として広がるだろうかという疑問を感じました。その後、日本酒メーカーの営業先は海外に広げていったようで、ワインやビールという醸造酒が食文化にある欧米で日本酒が新鮮で評価されるのは分かる気がするのです。

ただ、もう一つ思い出すのは僕が子供の頃に叔父達の宴会で目にした一升瓶とポコッと丸く膨らんだ叔父達のお腹も思い出すのです。欧米人のポコッと出たお腹も想像してしまいます。昭和の頃は蒸留酒の焼酎やウイスキーよりも日本酒が多かったように思います。80歳以上まで健在だった叔父達はいつの間にか焼酎がメインになっていました。「日本酒」はやっぱり凄かった…!のは同意します。しかし飲み方のマナーはお互いに気を付けましょうね・・・

 

 

 吉本興業の松本人志氏の事で世間は賑わっているのようですが、昨年あるテレビ番組を観ていて不愉快な気持ちを持ったことを思い出しました。それはあるトーク番組内で松本氏と女性アーティストとの会話の中で松本氏の発言に性的なニュアンスが含まれていると感じた発言が2度続いた時に「なんやこいつ、むかつくなぁ・・」と思ったのでした(笑)

そのシンガーは僕の数少ない意識している音楽家なので余計にそう思ったのでしょう。

いずれにしてもダウンタウン関連の「弄り合いネタ」は僕の好みの笑いではないので今回の騒動でも思い入れはないのですが、報道のされ方をみていて思うのです。

これがもし今までの価値観を一掃して新しい秩序を作るって流れなら見守りたいと思うのですが、壊すだけ壊して新しいのはありません。つまらなくなりましたってのは駄目ですよ・・・・

 

 香港の民主活動家の周庭(アグネス・チョウ)さんが留学先のカナダから「香港に戻る事はないだろう・・・」というコメントをインスタに残したそうです。

様々な事情や周辺への影響なども覚悟の上での決断なのは承知の上でも、権力に従えば何も命を取られるわけでもないし妥協をすれば香港に残ることも出来たであろうと思うのは僕が日本の住環境から思う感覚なのであろう。

彼女の言う‟自由”と日本人の僕らの言う‟自由”とは別の次元の言葉なのだろう。否、世界にはどれだけの‟自由”の違いがあるのだろうか。

彼女のインタビューを観て思うのは僕達は‟自由”という言葉に甘えてはいけないと思った。周庭さんのコメントの一部を紹介します。「この3年で『恐怖からの自由』の意味がようやく分かった気がしています。日本の皆さんには遠い話に聞こえるかもしれません。でもそれがどんなに幸せな事か・・・」

★2月6日、香港警察は周庭氏を定期的な出頭に応じなかった事で香港国家安全維持法に違反したとして指名手配した発表しました。香港警察は「自ら出頭しない限り、生涯にわたって追われる」とのコメントを出したようです。周庭氏はこれも想定しているでしょうが、我々日本人の感覚からしたらかなり強いプレッシャーを感じる話でしょうね。しかし、これが世界の価値観で国違えばそれだけの価値観があるという事だと思うのです。

 

 

 昨年、原発の処理水放出による日本の水産品を中国は全面的に禁輸したニュースは多くの方が知るところですが、更に驚いたのは東日本大震災後に新潟県を除く47都道府県の野菜や果物などの輸入に厳しい条件が未だ多くをつけられたままにになっている事実でした。

中国の対応以上の驚きは13年経過している今の今まで日本政府は中国とどのようなやり取りをしてきたのだろうか・・そして昨年の水産品の禁輸にに対する抗議は何を落としどころにした交渉なのだろうか・・・・恐ろしいのは日本の政府の外交の弱さであり交渉力の弱さではないか。外交には国同士の信頼関係を作る事であるなら人間関係と根本は変わる筈はないだろう。意志の弱い者を信用するほど世界は甘くない。中国やロシア、北朝鮮から見た日本はどうなのか・・・

 裏金がどうのこう言う前に与野党含めて日本の政治家にはしっかり考えていただきたい・・否、我々は政治に無関心すぎたかもしれない。

 

 

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