今年の7月は日本の観測史上、最も平均気温(25.96度)が高かったそうだ。
よりによってアメリカで最も過ごしやすい気候のカリフォルニア州在住の親戚が7月中旬から我が家にステイホーム中。庶民的な我が家での生活はご想像にお任せします。
猛暑は日本に限った事ではなく国連のグテーレス事務総長は「地球温暖化の時代は終わり、地球沸騰の時代が来た」といかにもマスコミ向けの発言をしたそうです。7月下旬にフロリダ沖で海水温が38度を超えた記録が出たり、イラン西部では50度を観測した日もあったようだ。
確かに山火事の増加、海岸線に暮らす人たちの生活を脅かす海面上昇等と問題は様々だが何十年も前から地球温暖化対策と言っても足並みは揃わない状況はまるで社会成熟度を例えたら「子育て真っ最中」という感じなのかな・・・・
問題山積みの我々の社会では西側の主要諸国がロシアをどれだけ糾弾しようが世界的に見たら西側全体としても少数派という現実を直視せざるを得ない。
韓国の釜山にある東亜大の教授が北朝鮮に近い半島西側の離島の海岸で北朝鮮から流れつくごみを2019年から集めているようです。4千点を超えたごみから推測するにはモノの流通は西側諸国の韓国と変わらない多彩さがあるようなのですが脱北者に見せると「見たことがない」と言われることも多いようです。首都平壌の生活水準がそれなりだとしても、あれだけミサイル開発に投資している訳ですから地方の方々はどうなのでしょうか?
北朝鮮産である決め手は包装に記された「国規」という表示だそうです。色々と国際社会は物言いますが、相手国を変えたいなら先ずはこちらからコミュニケーションの窓をオープンにしての話だと思いますが。
半導体需要の国内投資が活性化しているようだ。台湾問題において米中対立の要因の一つにも関連している半導体の日本市場は2030年には今の倍近い1兆ドル規模にまで拡大する見込みで経済産業省は投資を呼び掛けています。
1980年代は世界シェア首位の日本でしたが日米半導体協定によって貿易規制が強められ競争力を失った経緯があって現在は世界シェア1割と随分と縮小してしまったようです。経済産業省は2030年までに国内売上高を今の3倍となる15兆円に引き上げる目標を発表し、官民の投資促進を促した。一昔前に物議を醸しだした「1番じゃなきゃダメですか?」という発言がありましたが、くれぐれも身の丈を踏まえて頑張って欲しいと願います。
ラピダスを始め大小さまざまなプロジェクトが動きだしている日本ですがやっかみは怖いですからね・・・・
トヨタは自動車産業では今でも世界で販売台数ナンバーワンですが、産業によっては1番が良いとは限らないかもしれませんね。
最近、街中で外国人観光客らしき姿をよく見かけるようになった。今年上半期のインバウンド(訪日旅行)が1071万人でコロナ禍以前の64.4%にまで戻ったようです。上半期6月は72.0%まで回復したようですが、いよいよ中国が日本への団体旅行を解禁するとの報道がありました。中国からの訪日数の現状はコロナ禍以前の2019と比べると2割程度なのですが、訪日客全体の3割程が中国からでしたので上に示した72%にプラスするとコロナ禍以前の水準に戻るという事かなと思います。
コロナの発生源の問題では世界での中国の立場を少なからず変えた側面があり、頼れるリーダー候補としての眼差しに影を落とした感じがあったように思います。オープンでない強い力は他人からしたら一抹の不安をどうしても残します。
中国と西側のギクシャクした関係は観光にも影響していて今まで海外への団体観光客が解禁されていない国リストに日本も含まれていました。それは海外旅行商品の販売禁止措置や帰国時の入国制限の影響。台湾問題に米国と足並みを揃える日本へのけん制等の影響もあったようです。
オーバーツーリズムについては以前取り上げましたが、人気観光地周辺の方々の生活にかなり負担が生じているようです。宿泊料を2割増しにする等政府は観光庁を通じて数より「消費額」を重視する目標を上げているようなのですが、負担を強いられているのは地元で生活をしている方々の公共機関の利用で混雑等の障害が出ている現状なのです。
「Sound Scenery of Japan」という企画は観光スポットを全国的に分散させるという企画だったのですが、誰か実現してくれないかな・・・・(笑)
★次回のマジックボックス配信
8月17日(木)12:10