zo' loka? trio - al borde del desborde | 全ての音は音楽か

全ての音は音楽か

色々書いたりつぶやいたり。音楽の話ばかりです。

01.Cuando tu sonries
02.Scherzo opus 12 N° 10
03.Las Golondrinas
04.El hombre que yo amo
05.Polkadots and Moonbeams
06.Tango
07.Passepied
08.Alma mia
09.Puro Teatro
10.Lulu volvio al pueblo
11.Broches
 
Al Borde Del Desborde/Fisher

 
Marcelo Katz(piano arreglos y direccion musical)
Victoria Zotalis(voz, peine en track 5)
Juan Manuel Costa(violoncello, voz en track 2 y 10)
 
zo' loka? trioのアルバム。
 
こういう音楽はどのジャンルになるのでしょうか。いくつか見てみましたが、ジャズだったりクラシックだったり、またはアルゼンチン出身との事でワールドミュージックに入れられたりしているようです。
 
知的でシュール、ねじ曲がった(本人たちがひねくれているという事ではないでしょうけど)ユーモアが楽しめる作品だと思いました。
 

 
その中で親しみやすいのは1や4、5などかなと思います。英語で歌われている事に加えて、メロディがわかりやすく(とはいっても、4と5は結構ひねくれてしまった感じですけれど)、恐らく(僕にとっては)馴染みがあるからだと思います。
 

 
それらと10のジャズスタンダードの他に、ProkofievやStravinsky、Debussyのクラシック作曲家、Tite Curet AlonsoやEduardo Faluなどの南米の作曲家、ミュージシャンの曲が収録されています。
 
大きく(そして適当に)わけると、ジャズ系は割とわかりやすく、聴いてすぐ楽しめるような感じはするのですが、それ以外は独特の雰囲気があり、シュールさやシリアスさが前に出てくるような曲も少なくありません。
 
それぞれの曲に関連があるとは思えませんし、曲順に何か意図があるとも思えないのですが、劇を見ているようなストーリー性というか、アルバムに流れのようなものを感じました。
 
何となく買って気軽に楽しめるような感じのアルバムではないと思いますが、その分の味わいはあるような気がします。