青江三奈 | 全ての音は音楽か

全ての音は音楽か

色々書いたりつぶやいたり。音楽の話ばかりです。

1.恍惚のブルース
2.ブルー・ブルース
3.眠られぬ夜のブルース
4.夜の紅花
5.この恋なくしたら
6.伊勢佐木町ブルース
7.行かないで
8.札幌ブルース
9.夕陽の町函館
10.おんな酒
11.長崎ブルース
12.酒場人形
13.新宿サタデー・ナイト
14.あなたに泣いた
15.気まぐれブルース
16.池袋の夜
17.国際線待合室
18.夜がわたしを誘惑するように
19.夜の瀬戸内
20.昭和おんなブルース
 
青江三奈/青江三奈

 
歌謡曲やら演歌やら、その他古いものがまとまって出てきたので、その中からとりあえず一枚引っ張ってきました。
 
amazonの情報によれば

 「このCDは1998年に発売されたVICL-41029~30「TWIN BEST .青江三奈」のDISC1と同一内容です。また、ブックレット(解説書)及び裏面もオリジナル商品発売時のものを使用しておりますので、それらの記載事項については現在使われていないものも一部含まれておりますことをご了承下さい」
 
との事ですが、手元にあるCDはどういうものかいまいちはっきりしません。恐らくamazonのリンクと同じものだと思いますけれど・・。
 
こうして聴いていると独特の色気があるように感じます。情念がこもった歌も迫力があります。また、曲を聴いていてかなりはっきりしたイメージが浮かびやすいように思うのも特徴で、それは(当たり前の事ですけれど)歌や演奏の他に歌詞によるところが大きいでしょう。
 
青江三奈さんと言えば、まず有名なのは伊勢佐木町ブルースだと思いますが、それ以外にも良い曲がたくさんあります。とはいえ、年代が年代なので時代を感じさせる曲が多かったり、歌謡曲や演歌に馴染みのない人が聴けば、古臭いだけで面白みがないものに聞こえるかもしれませんね。
 
景色や生活や価値観が変わっていく中で、歌詞と同じような体験や気持ちを持つ事も難しくなっていると思うので、こういうものを懐かしく思う人が減っていくのと同時に、歌や演奏を除けば曲は古くなっていくのだと思いますが、(魅力があると思うかどうか、またどこに魅力を感じるかは人それぞれだと思いますけれど)曲そのものの魅力は変わる事はないと思うので、時々、たまに聴いてみるのもいいかもしれません(もちろん好きな方はずっと聴いているのもいいですね)。
 
もしかしたら僕のようにブルースがあまり好きではない方もいるかもしれませんが、聴いた感じはブルージーなものはあっても、基本的に歌謡曲のそれだと思うので、(ブルースと聞いて何をイメージするかにもよりますが)ブルースが苦手な方も、気が向いたら聴いてみてもいいかもしれません。
 
♪長崎ブルース