Leo Eide - Whistling virtuoso | 全ての音は音楽か

全ての音は音楽か

色々書いたりつぶやいたり。音楽の話ばかりです。

1.Torna a Surriento
2.Mamma
3.An die Rosen
4.Minuet. Allegretto
5.In a Monastery Garden
6.Mattinata
7.L'Amour en Heritage
8.Der rote Sarafan, Romanze
9.Romance de Nadir
10.My lovely Celia
11.Morakullans vals
12.Lied oohne Worte
13.Varen(Spring), Op.33 No.2
14.Sonata No.12
15.Summer Night Serenade
16.Walzer, Op.138, ,,Schlittschuhlaufer"
17.The Dream of Olwen
18.Varmlandsvisan
19.Oppna Landskap(Open Landscapes)
20.Symphony No.40
21.Rondo alla turca
22.Sakkijarven polkka
 
Whistling Virtuoso/超絶の口笛/レオ・エイデ(口笛)/ホーカン・スンド(P)

 
Leo Eide(whistler)
Hakan Sund(piano)
 
Producer: Stephan Reh
Recording Data: 1996-10-10/14 at Danderyd Grammar School (Danderyds Gymnasium), Sweden
 
超絶の口笛!
 
よくわかっていらっしゃる。超絶とか壮絶とかそういう言葉が大好きなんです。物凄く期待してしまうんです。
 
そのせいかどうかよくわからないのですが、結論を先に述べてしまうと、僕の期待していたものではありませんでした。
 
聴きどころがないわけではないし、口笛もピアノも本当にうまいと思います。ですが、聴いていて疲れるのは・・・。
 
まず、ピッチが不安定な事が多い。口笛という点でそれはコントロールが難しいのかもしれませんが、ビブラートのかけすぎで更によれよれになってしまい、まるで酔っ払いのように気持ち悪いところが多いです。
 
似たような曲と演奏になってしまっていて、聴いていてつらくなってくる。
 
鳥のさえずりが多すぎ。
 
最後の3曲はバンド演奏(?)なのですが、これが切なくなるくらいにチープ。しかし、これは言い換えればイージーリスニング風で良いと言えるかもしれません。
 
アマゾンのレビューに書かれている事とほとんど同じになってしまいましたが、それ以外の感想がなかなか出てきません。もしかしたら、ムシムシして過ごしにくいせいかもしれません。秋ごろにもう一度聴いてみると違うのでしょうか・・。
 
しかし、音楽作品として聴くからこういう感想になるのであって、芸人としての芸であったり舞台で披露するのならば他の良さや楽しさも相まって、感想はもっと違ったものに、印象も更に良くなるのだろうなと思います。
 
音楽とは関係なくなってしまいますが、口笛をまともに吹く事も出来ない僕にとってはうらやましいというか何というか。これだけ吹けたら気持ちいいだろうなと思います。
 
試聴はall musicの作品ページで。