The Battle Of Los Angeles | 全ての音は音楽か

全ての音は音楽か

色々書いたりつぶやいたり。音楽の話ばかりです。

1.Testify
2.Guerrilla radio
3.Calm like a bomb
4.Mic check
5,Sleep now in the fire
6.Born of a broken man
7.Born as ghosts
8.Maria
9.Voice of the voiceless
10.New Millennium homes
11.Ashes in the fall
12.War within a breath
13.No Shelter*
 
バトル・オブ・ロサンゼルス/レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン

 
Guilty Parties
Zack De La Rocha(vocals)
Y.tim.K(bass)
Brad Wilk(drums)
Tom Morello(guitars)
 
All sounds made by guitar, bass, drums and vocals
Produced by Brendan O'Brien
Co-produced by Rage Against The Machine
 
Rage Against The Machineのアルバム。
 
発表当時はそのサウンドに対してやりすぎだという評をよく見かけたような気がするのですが、僕にしてみればこのくらいがいいわけで、よく代表作(といっても、オリジナルアルバムは本作を含めて3枚だけ)とされる2ndのEvil Empireもやや刺激不足な感がありました(それでも良い作品である事は違いないと思います)。多分プレイスタイルよりも音という意味のサウンドが(本作が)より現代的だったのと、一番最初に聴いたのがこの作品だった事(なので、やりすぎの理由がわからなかった)が理由だったのではないかと思います。
 
歌詞にあるような、例えば(アメリカの)政治や社会問題の事は何の事かわからない事も多いのですが、そんな事は関係なく刺激して気持ちを盛り上げてくれます。
 
そのサウンドですが、それまでの作品と比べればやはりトリッキーであるものの、良く練られていてなかなか聴き応えのあるものだと思います。
Tomのギタープレイやサウンドはよく話題になりますが、奏法やテクニックはともかく、あり得ないような音を出すのに使っている機材はとてもシンプルなもので、それにもかなり驚きました(エフェクターは確かワウペダル、ワーミーペダル、ディレイ、フランジャーなどを使用していたと思います)。
 
歌詞や演奏、トータルのサウンド面では色々あるものの、基本的に非常にシンプルでノリがよく、聴きやすい(聴いていて気持ちいい)のが一番の強みだと思います。
 
13は日本盤ボーナストラック。
 
しかし、この1曲目は歴代アルバムの1曲目と比べても、かなりインパクトが強いと思います。
 
Rage Against The Machineの公式ページはこちら。プレイヤーで1が聴けます