Ralph Towner / Gary Burton - Matchbook | 全ての音は音楽か

全ての音は音楽か

色々書いたりつぶやいたり。音楽の話ばかりです。

1.Drifting Petals
2.Some Other Time
3.Brotherhood
4.Icarus
5.Song For A Friend
6.Matchbook
7.1x6
8.Aurora
9.Goodbye Pork Pie Hat
 
Ralph Towner / Gary Burton / Matchbook 輸入盤 【CD】

 
Ralph Towner(12-string and classical guitars)
Gary Burton(vibraharp)
 
Recorded July 26,27, 1974
Studio Bauer, Ludwigsburg
Engineer: Martin Wieland
Produced by Manfred Eicher
 
今まであまり意識していませんでしたが、そういえばRalph Townerは結構ブログに登場しているような気がします。
 
他のジャンルと同様にジャズにもデュオ(二重奏)の名作は沢山ありますが、恐らくはRalph Townerもデュオの名作職人(?)でしょう。
 
空気の振動が直接伝わってくるようなヴィブラフォンと音の違いが印象深い12弦(スチール)とクラシックギター(ナイロン)。6のように速いテンポの曲もありますが、全体的なイメージはどこか寂しげでセンチメンタルに感じました。音色の印象が影響している事もあるでしょうが、12弦ギターを使用している曲の方が鋭い感じがしました。
 
ただ聴きやすいだけでなく時々尖ったものが見え隠れするのは面白いと思いますが、基本的に派手さはなく、刺激は少なめの作品だと思います。
 
3はGaryの、7はRalphのソロです。
 
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