Pat Kelley - The Road Home | 全ての音は音楽か

全ての音は音楽か

色々書いたりつぶやいたり。音楽の話ばかりです。

1.The Road Home
2.The Blue Nile
3.Toucan Dance
4.The Way You Look Tonight
5.Long Cold Winter
6.Big Sky
7.This Side Up
8.Natural Wonder
9.Green Country
10.Amazing Grace
 
Road Home/Pat Kelley

 
Pat Kelley(guitar, six string bass guitar, lead and background vocal, rainstick, wind percussion, synth bells)
Gary Herbig(flute, alto flute, tenor sax)
David Witham(piano、Hammond organ)
David Enos(acoustic bass, electric bass)
Tim Landers(electric bass)
Paul Gormley, John Patitucci(acoustic bass)
Michael Shapiro(drums, percussion)
Paul Kreibich, Gary Novak(drums)
Francie Lelley(background vocal)
 
Produced by Pat Kelley
Executive Producer: Ken Navarro
 
このアルバムはほぼジャズ(フュージョン)の範囲内のものだと思いますが、多少曲ごとにばらつきがある感じです。
 
出だしの1や8などは爽やかで聴き心地のいいジャズ。ただし、とてもポップだったり完全に力を抜いてしまうようなものではありません。2と6はファンキーで都会的、ポップなフュージョン(ジャズ)。4、7、9はギタートリオで作品中でジャズ度が高めの曲でしょう。唯一ボーカルが入る5はブルース風。また3ではPatはギターではなく6弦ベースを弾いています。
 
強引にまとめてしまうと、全体の雰囲気はソフトで聴きやすいジャズという感じかなと思います。
 
しかし、全体がジャズでまとめられているとはいえ、色々なものを入れてしまってちょっと散漫になったかなというイメージはあります。
 
残念といえば個人的にその点が残念だなと思いますが、それぞれの曲や演奏はそこまでつまらないものはなかったように思います。
 
ギタートリオを削ってその分1や8(と3)、2や6のような曲を加えていたらもう少しまとまりがあってよかったかなと思います。ギタートリオの演奏は悪くはないけど、ちょっと物足りない感じがしたので・・。
 
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