Doky Brothers | 全ての音は音楽か

全ての音は音楽か

色々書いたりつぶやいたり。音楽の話ばかりです。

1.While We Wait
2.Summertime
3.My One And Only Love Featuring Curtis Stigers
4.Children's Song
5.Teen Town
6.Hope
7.Fearless Dreamer
8.You Never Know
9.I Feel Pretty Featuring Deborah Brown
10.Natural Woman
 
Doky Brothers/Doky Brothers

 
Niels Lan Doky(piano, keyboards)
Chris Minh Doky(bass)
Terri Kyne Carrington(drums, cymbal rolls)
Klaus Suonsaari, Alex Riel, Anders Mogensen(drums)
Ulf Wakenius(guitars)
Frank Stangerup, Alex Riel(keyboards)
Michael Brecker(tenor saxophone)
Randy Brecker(flügelhorn, trumpet)
Curtis Stigers, Deborah Brown(vocals)
 
Produced by Niels Lan Doky
Recorded, mixed and mastered in August/September 1995
 
Doky Brothersのこのアルバムは良い意味で幅広さを感じる内容になっていると思います。
 
全体的にスマートで聴きやすい曲が多く、そういう意味ではポップと言えるような感覚もあると思います。そのポップさや大人のスマートさ、落ち着きなどを演出するのはメロディや演奏もそうですが、音楽から感じる幅広さの影響が大きいのかもしれません。対して重くのしかかるような曲や考え込むような難しいものは無いといっていいと思います。
 
明るく爽やかな1は少しメセニー風(?)、アコースティックベースで演奏したグルーヴィーなJaco Pastoriusの5、Brecker Brothersが揃って参加した渋いマイナーの7(二人一緒なのはこの曲だけですが、それぞれ他の曲でも演奏しています)は特に良いと思いました。
 
あまり難しさを感じさせないので、ジャズをあまり聴いた事がない人でも割と抵抗なく入っていけるのではないかと思います。また、(スムースジャズやソフトなフュージョンではないが、ある程度キャッチーで)スタイリッシュなイメージのジャズが聴きたい人にもいいかもしれません。
 
豪華な参加ミュージシャンも気になるところです。
 
Niels Lan Dokyの公式ページはこちら
Chris Minh Dokyの公式ページはこちら