中村紘子 - 乙女の祈り | 全ての音は音楽か

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色々書いたりつぶやいたり。音楽の話ばかりです。

1.スカルラッティ:ソナタホ長調
2.ヘンデル:調子のよいかじや
3.メンデルスゾーン:ロンド・カプリチオーソ作品14
4.ショパン:ノクターン嬰ハ短調遺作
5.レハール:メリー・ウィドウ・ワルツ
6.ランゲ:花の歌
7.バダルゼウスカ:乙女の祈り
8.オースティン:アルプスの夕ばえ
9.ドリーブ:コッペリアのワルツ
10.ワイマン:銀波
11.ショパン:葬送行進曲
12.ウェーバー:舞踏への勧誘
13.リスト:ラ・カンパネラ
 
乙女の祈り/中村紘子

 
中村紘子(ピアノ)
 
Recorded at Ishibashi memorial Hall, eb. 1976.
Producer:J. Yokoyama
Engineer:K. Handa
 
*今回貼った動画は中村さんの演奏ではありません。どのような曲なのかの参考です
 
オリジナルは1976年リリース。解説にあるとおり全曲全音ピアノピースの曲から選ばれています。しかし、解説には25曲とあるので、CD化するにあたってその分の曲が削られているのでしょう。
*参考 このページ(レコードショップのページです)の一番下のジャケットをクリックすると全曲目が見られます。
 
偶然でなく意図的に全音ピアノピースから選んだのであれば、ピアノ学習者向けの作品なのかなと思います。全音の難易度ではB~E(位だと思います。間違っていたらごめんなさい)の曲なので、難曲ばかりを選んでいるという事もなければ、初心者向けの選曲という事でもなさそうです。
 
どういう意図で選曲したのかは推測しかねますが、あらゆるレベル(CD版にはAとFは入っていません、と思います)から人気の曲や有名な曲を選んできたのかもしれません。
 
しかし、作品のタイトルに選ばれたように、バダルゼウスカ(バダジェフスカの方がよく使われているような気がします)の乙女の祈りは人気なのでしょうね。ある程度クラシックピアノを弾いた人ならほぼ全員が弾く曲ではないかと思うのですが・・。僕はこの曲の良さがわかりません。原因はなんだろうと考えると、結局単純に合わないからだと思うのですが、その理由がわからないわけで・・
 
きっとこれをお読みの方には乙女の祈りが好きな方もいらっしゃると思うので、好きな方は気が向いたらどういうところがいいのか教えていただけたら嬉しいです。
 
それはともかく、作品の演奏は非常に端整で聴きやすい思います。
 
中村紘子さんの公式ページはこちら