Chet Atkins & Doc Watson - Reflections | 全ての音は音楽か

全ての音は音楽か

色々書いたりつぶやいたり。音楽の話ばかりです。

1.Dill Pickle
2.Me and Chet Made a Record
3.Flatt Did It
4.Medley: Tennessee Rag/Beaumont Rag
5.Medley: Texas Gales/Old Joe Clark
6.You're Gonna Be Sorry
7.Goodnight Waltz
8.Don't Monkey 'Round My Widder
9.Medley: Black and White/Ragtime Annie
10.On My Way to Canaan's Land
 
リフレクションズ/チェット・アトキンス&ドック・ワトソン

 
Doc Watson(Doc Watson model modified G50 Gallagher)
Chet Atkins(Del Vecchio Resonator, Hascal Halle Classic)
Michael Coleman(electric bass)
Terry McMillan(percussion)
Jerry Shook(rhythm guitar)
 
Produced by Chet Atkins and John D. Loudermilk
Recorded at Music Hall, Nashville, Tennessee.
Engineer:Bill Vandevort
Mixing by Chet Atkins at C.A. Workshop, Nashville, Tennessee
Mastering: Randy's Roost
 
最近カントリーのテーマで書くものはチェット・アトキンスが多いなと思ったのですが(登場数は単独一位です)、それほどでもなかったんですね。書くものは出来るだけ違うもの(人)を選ぶようにしたいと思っていますが、どのテーマでも同じものばかり書いてしまう傾向があるようです。しかし、書くジャンル、テーマを絞ったほうが読む人にとってはよかったのかなと今更思ったり・・。
 
チェット・アトキンスとドック・ワトソンのアルバムはリラックスする雰囲気と二人の技が重なる聴き応えのある内容です。
 

*10です
 
全10曲で約28分という短さ。一番長い曲(8)でも約3分半です。この長さを適当と感じるか短すぎると感じるか(長すぎると感じる人はほとんどいないでしょう)は人それぞれですが、僕個人はちょうどいい長さだと思います。
 
2、6、8、10はボーカル入り。素朴で優しい歌声と演奏は気持ちを穏やかにしてくれます。暗い雰囲気や考え込むような曲はないので、笑顔で落ち着いて楽しむ事ができます。
 
(カントリーに)古臭いイメージを持っている人もいるかもしれません。実際このアルバムを聴いてみると派手ではないし、どこかそんなような雰囲気があるのも確かだと思います。しかし、そういう先入観から遠ざけてしまっている人がいるとしたら、(ものを選ぶ必要はありますが)試しに聴いてみてもいいかもしれません。巧みなギターの演奏、豊かな弦楽器の響きなどが楽しめるものも多いですし、こういうものでなく、もっとポップ(ロック)なものになれば、例えば人気のTaylor Swiftもカントリーに入る歌手です。
 
作品の話題と離れてしまいましたが、この作品は親しみやすくていい作品だと思います。
 
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