Franz Koglmann - Venus In Transit(2001) | 全ての音は音楽か

全ての音は音楽か

色々書いたりつぶやいたり。音楽の話ばかりです。

VENUS IN TRANSIT
1.Pardon, ist da noch frei? (I Wanna Be Loved By You)
2.Überstörung
3.Eigentlich bin ich Hautarzt
4.Ist das ansteckend?
5.Casta Diva
6.Danke, Frau Hofrat
7.Mit dabei sein
8.So rühr' ich um mit meinem Sabel
9.Alois! - Wir entkommen ihm nicht
10.Vorarlberger Schuhgroßhändler (Some Like It Hot)
11.Toni, du Dodl
12.Kreta
 
WAHLVERWANDTSCHAFTEN
13.LA, Case Study House
14.Urania, Wien
15.Maison à Bordeaux
 
16.Epilog
 
Venus in Transit/Franz Koglmann

 
Franz Koglmann(trumpet)
Chris Speed(tenor saxophone, clarinet)
Michael Rabinowitz(bassoon)
Mat Maneri(viola)
David Fiuczynski(guitar)
Peter Herbert(bass)
John Mettam(cocktail drums, percussion)
Wolfram Igor Derntl(vocals)
 
Recorded and mixed by Katherine Miller at The Studio, NYC
February 11th and 12th 2001
Produced by between the lines GmbH & Co. oHG
 
Franz Koglmannのアルバムです。
 
曲やアルバムの雰囲気はこちら(amazon.comのアルバムのページ)で試聴してみてください。ジャズというよりもっとアバンギャルドな感じかなと思いますが、全体にわたってこの調子で、どこかで劇的に変化したり演奏が変わったりする事もないので、聴いて気になるようならチェックするといいですし、合わないと思ったらすぐ外しても問題ないと思います。
 
普通の感覚(?)からすればかなり捻くれたユーモアを感じるような気がします。筋が通らない事の面白さといいますか、どこに需要があるのかはともかく、こういう形の表現も十分ありだと思います。
 
David Fiuczynskiのギターは自身のソロやバンドなどで聴かせるようなキレた感じはそれ程ないのですが、ここでの演奏は適材適所という感じ(酔っ払いギターとでも表現しましょうか)で、なかなかうまくはまっていると思います。
 
特に面白いと思ったのは10と12。でも、今日の調子もあるでしょうが、聴いていて少し疲れてきてしまいました。