Daniel Karlsson - PAN-PAN(2005) | 全ての音は音楽か

全ての音は音楽か

色々書いたりつぶやいたり。音楽の話ばかりです。

1.Pan-Pan
2.Trollharan
3.Pilot
4.Alma
5.Januari
6.Tablå
7.Oddjob
 
Pan-Pan/Daniel Karlsson

 
Daniel Karlsson(piano)
Per Texas Johansson(saxophone)
Magnus Broo(trumpet)
Christian Spering(double bass)
Jon Fält(drums)
Jan Robertson(drums)
 
Recorded 17th - 10th of January 2005 in Atlantis studio, Stockholm
Recorded and mixed by Janne Hansson
Mastered by Claes Persson, CRP Recording
Executive Producer Marie Wisén
 
Daniel Karlssonのアルバムです。
 
ドラムが二人いるという事であまり一般的な編成ではないかもしれませんが、曲や演奏はオーソドックスなものだと思います。
 
まず注目したいのは伸びやかなベースと密度の高いリズムです。全体の演奏は割とメカニカルで冷静さが前に出るような感じだと思いましたが、弾力のあるリズムのおかげで、冷たさや過度に機械的だと感じる事はありませんでした。
 
Danielが良いピアニストで良いプレイを聴かせているのは間違いありませんが、ベースとリズム、管(特にトランペット)とアレンジの良さが作品の質をさらに上げていると思います。
 
収録時間は7曲で48分。一番長い曲は3曲目の約8分45秒、一番短い曲でも約5分あります。基本的に熱いソロや白熱するアドリブ合戦のようなものはあまり期待しないほうがいいです。それよりも曲やアンサンブル、アレンジメントを楽しみたい作品だと思いました。
 
よかったのは1,2,3,5,7.ベストトラックは1でした。
 
どこか試聴できるページやビデオが見つけられればよかったのですが、残念ながらどこもみつかりませんでした。